Teradataは、派生PERIOD列を使用して、列レベルでテンポラル テーブルをサポートします。PERIODとは固定期間のことであり、期間内で連続する時間単位を表現します。テーブルの2つのDateTime型列で定義される開始および終了境界値があります。
テンポラル テーブルでは、開始および終了境界値の列の値は3番目の派生列に結合されます。この列は、これらの値によって区切られる期間を表わします。
保険会社のアプリケーションは、各保険契約(行)が有効な期間を記録するための派生期間列を持つPolicyテーブルを作成できるようになります。
CREATE TABLE Policy( Policy_ID INTEGER, Customer_ID INTEGER, Policy_Type CHAR(2) NOT NULL, Policy_Details CHAR(40), Policy_Begin DATE NOT NULL, Policy_End DATE NOT NULL, PERIOD FOR Policy_Duration(Policy_Begin,Policy_End) AS VALIDTIME ) PRIMARY INDEX(Policy_ID);
派生期間列は内部で使用されます。Vantageにより、各行の値がテーブルの定義に基づいて、自動的に作成および維持されます。データは、派生期間列に明示的に挿入されず、その列自体が返されたり問い合わされたりすることはありません。
INSERT INTO Policy (Policy_ID,Customer_ID, Policy_Type, Policy_Details, Policy_Begin, Policy_End) VALUES (541008,246824626,'AU','STD-CH-345-NXY-00', DATE'2009-10-01',DATE'2010-10-01'); SELECT * FROM Policy; Policy_ID Customer_ID Policy_Type Policy_Details Policy_Begin Policy_End ----------- ----------- ----------- ------------------- ------------ ---------- 541008 246824626 AU STD-CH-345-NXY-00 2009/10/01 2010/10/01