valid-timeテーブルでテンポラル修飾子のない簡単なSELECTではvalid-time期間に関わらずテーブル内のすべての行が表示されます。このvalid-timeテーブルにjob_startからjob_endまでの期間を表わすvalid-time派生期間job_durがあるとします。
SELECT * FROM employee_systime; eid ename terms job_start job_end ---- ----- ----- ---------- ----------- 1002 Ash TA05 2003/01/01 2003/12/31 1005 Alice TW11 2004/12/01 2005/12/01 1010 Mike TW07 2015/01/01 2016/12/31 1005 Alice PW11 2005/12/01 9999/12/31 1001 Sania TW08 2002/01/01 2006/12/31 1004 Fred PW12 2001/05/01 9999/12/31 1003 SRK TM02 2004/02/10 2005/02/09
job_end日付が9999-12-31の行は無制限に有効です。
2005年12月1日に変更されたAliceのジョブ契約の期間を示すAliceの重複する日付のない2つの行に注意してください。1つの行は、2005年12月1日に終わり、もう1つの行が2005年12月1日に始まっているのにも関わらず、行は「重なりません」。job_start行とjob_end行から派生する真の期間は開始境界を含み、終了境界を除外するとみなされるからです。
テンポラル修飾子を使用すれば、現在、過去、将来の指定した任意の時点や期間に有効な行を修飾できます。