Teradataは、ANSI/ISOがテンポラル テーブルの標準を開発する前に、類似点はあるもののより高度なテンポラル パラダイムの独自の技術と構文を開発しました。
valid-time派生期間列を使用して定義され、テンポラル制約を受けない場合、Teradataのvalid-timeテーブルはANSI application-timeテンポラル テーブルと同じと見なされます。これらの表はそのままでANSI準拠となっています。
Teradataのtransaction-timeテーブルは、ANSIのsystem-versioned system-timeテンポラル テーブルに類似していますが、ANSI準拠のテンポラルSQLと併用するには、system-versioned system-timeテーブルに変換する必要があります。ここでは、transaction-time表を実装している環境向けに、transaction-time表をsystem-time表に変換する3つの方法を紹介します。このプロセスを使用する方法については、Teradataの担当者に問い合わせることを推奨します。
テンポラル問合わせと変更に対応するためのTeradata独自のテンポラルSQLは、TeradataのANSIテンポラル テーブルで動作しますが、ANSI準拠のSQLではありません。
HELP SESSION文の出力のTemporal Qualifierフィールドを参照すると、セッション テンポラル修飾子の設定をチェックできます。HELP SESSIONの詳細については、Teradata Vantage™ - SQLデータ定義言語-構文規則および例、B035-1144を参照してください。
セッション テンポラル修飾子の詳細については、<Teradata Vantage™ - テンポラル テーブル サポート、B035-1182>の「SET SESSION」を参照してください。