ALTER TABLEのテンポラル構文を使用すると、既存の非テンポラル テーブルからANSI二重テンポラル テーブルを作成し、system-timeテーブルおよびvalid-timeテーブルのALTER TABLE構文を組み合わせることができます。
テーブルに有効時間を追加する操作には、次に示すALTER TABLE操作が含まれます。
- valid-time期間の開始境界および終了境界として使用される2つのDateTime列を追加または変更する
- valid-time派生期間列をテーブルに追加して、派生列VALIDTIMEを指定する
テーブルにシステム時間を追加する操作には、次に示すALTER TABLE操作が含まれます。
- system-time期間の開始境界および終了境界として使用される列を指定して、SYSTEM_TIME派生期間列をテーブルに追加する
- system-time期間の開始境界および終了境界として使用される列を追加または変更する。これらの列がテーブル内にすでに存在する場合は、特殊な属性を追加する必要があります。
- テーブルにシステムのバージョン情報を追加する
構文
テーブルを二重テンポラル テーブルに変更するための特殊な構文はありません。ALTER TABLE (ANSI System-Timeテーブル フォーム)とALTER TABLE (ANSI Valid-Timeテーブル フォーム)で説明されている特殊構文を組み合わせて使用してください。
system-time次元を追加する前に、テーブルを変更してvalid-time次元を追加する必要があります。system-timeテーブルに対するALTER TABLE操作は厳しく制限されているためです。