ANSI準拠
この文は、ANSI SQL:2011に準拠しています。
system-timeテーブルから1つ以上の行を削除します。
構文
system-timeテーブルで使用するときにDELETE文に特別な追加のテンポラル構文はありません。この構文は、非テンポラル テーブルに使用される構文と同一です。この構文については、Teradata Vantage™ - SQLデータ操作言語、B035-1146で詳しく説明しています。
使用上の注意
- DELETE文の構文はsystem-timeテーブルでも非テンポラル テーブルでも同じですが、効果は異なります。DELETEの結果として、system-timeテーブルから行が物理的に削除されることはないからです。
- 行は、通常、system-timeテーブルから物理的に削除されることはないため、これらのテーブルに必要なストレージ容量は、行が削除されても減りません。クローズした行をsystem-timeテーブルから物理的に削除するには、テーブルからシステムのバージョン情報を削除します。これにより、クローズした行がすべてテーブルから自動的に削除されます。
削除する前にクローズした行をアーカイブするために、INSERT ... SELECT操作でクローズした行を新しいテーブルにコピーして、その後、新しいテーブルをアーカイブすることができます。