クエリーが列値でフィルタ処理する場合、データベースは外部テーブル内のすべてのオブジェクトを読み取り、変換し、WHERE句の条件を適用するために個々の行を調べます。
パス フィルタリングでは、読み込まれる外部オブジェクトの数が少なくなります。有効な場合はクエリー ログを表示できます。ここから、アクセスされる外部オブジェクトの数を確認できます。パス フィルタリング クエリーで転送されるデータは少なくなります。
NOS関連のDBQLフィールドの詳細については、オレンジ ブック、<Native Object Store: Teradata Vantage™ Advanced SQL Engine, TDN0009800>、および<Teradata Vantage™ - データ ディクショナリ、B035-1092>を参照してください。
例と結果は、河川流量のサンプル データ セットを示しています。独自のデータを使用するには、テーブル名、列名、および許可オブジェクトを置き換えます。
- NOS関連コマンドを実行するには、必要な権限を持つユーザーとしてデータベースにログオンします。
- WHERE句を使用して、site_noでフィルタリングします。
SELECT TOP 2 GageHeight, Flow FROM riverflow_csv_pathfilter WHERE site_no = 09380000;
サンプルの河川流量データ セットの信頼証明と場所の値については、例の変数置換を参照してください。
結果は次のようになります。
TheGageHeight TheFlow ------------- ----------- 10.16 17200.00 10.25 17700.00