例の変数は、外部オブジェクト ストアにアクセスできる値に置き換える必要があります。
authorization_object
authorization_objectを許可オブジェクトの名前に置き換えます。許可オブジェクトには、オブジェクト命名ルールに準拠する任意の名前を使用できます。<Teradata Vantage™ - SQLの基本、B035-1141>を参照してください。
構文は、CREATE AUTHORIZATION authorization_objectです。
例: CREATE AUTHORIZATION MyAuthObj
foreign_table_name
foreign_table_nameを、オブジェクトの命名ルールに準拠する外部テーブルの名前に置き換えます。<Teradata Vantage™ - SQLの基本、B035-1141>を参照してください。
YOUR-OBJECT-STORE-URI
次の表に、USGSの河川流量サンプル データに対してTeradataが提供するパブリック バケットおよびパブリック コンテナへのパスを示します。例のYOUR-OBJECT-STORE-URIを置き換えて、パブリック バケットとパブリック コンテナからデータを読み取ります。
プラットフォーム | パブリックな格納場所 |
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Amazon S3 |
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Azure BLOBストレージ |
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Google Cloud Storage |
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USGSの河川流量データを独自の外部オブジェクト ストアにダウンロードした場合(河川流量データのオブジェクト ストア設定を参照)、YOUR-STORAGE-ACCOUNTをデータへのパスに置き換えます。これは、次のような形式の一意のパスです。
オブジェクト ストア | 外部ストレージ格納場所の値 |
---|---|
Amazon S3 このマニュアルの例では、バケット名に"td-usgs"を使用しています。バケット名は一意である必要があります。
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CSV:/s3/YOUR-BUCKET.s3.amazonaws.com/CSVDATA/ 例: /s3/td-usgs.s3.amazonaws.com/CSVDATA/ |
JSON:/S3/YOUR-BUCKET.s3.amazonaws.com/JSONDATA/ 例: /s3/td-usgs.s3.amazonaws.com/JSONDATA/ |
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Parquet: /S3/YOUR-BUCKET.s3.amazonaws.com/PARQUETDATA/ 例: /s3/td-usgs.s3.amazonaws.com/PARQUETDATA/ |
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Azureストレージ YOUR-STORAGE-ACCOUNTをアカウントの値に置き換えます。
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CSV:/az/YOUR-STORAGE-ACCOUNT.blob.core.windows.net/td-usgs/CSVDATA/ 例: /az/akiaxox5jikeotfww4ul.blob.core.windows.net/td-usgs/CSVDATA/ |
JSON:/az/YOUR-STORAGE-ACCOUNT.blob.core.windows.net/td-usgs/JSONDATA/ 例: /az/akiaxox5jikeotfww4ul.blob.core.windows.net/td-usgs/JSONDATA/ |
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Parquet:/az/YOUR-STORAGE-ACCOUNT.blob.core.windows.net/td-usgs/PARQUETDATA/
例: /az/akiaxox5jikeotfww4ul.blob.core.windows.net/td-usgs/PARQUETDATA/ |
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Google Cloud Storage | CSV:/gs/storage.googleapis.com/YOUR-BUCKET/CSVDATA 例: /gs/storage.googleapis.com/td-usgs/CSVDATA |
JSON:/gs/storage.googleapis.com/YOUR-BUCKET/JSONDATA 例: /gs/storage.googleapis.com/td-usgs/JSONDATA |
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Parquet:/gs/storage.googleapis.com/YOUR-BUCKET/PARQUETDATA 例: /gs/storage.googleapis.com/td-usgs/PARQUETDATA |
- Amazon S3バケットの場所は、/S3または/s3で始まる必要があります。
- Google Cloud Storageバケットの場所は、/GSまたは/gsで始まる必要があります。
- Azure BLOBストレージの場所(Blob相互運用モードのAzure Data Lake Storage Gen2を含む)は、/AZまたは/azで始まる必要があります。
YOUR-ACCESS-KEY-IDとYOUR-SECRET-ACCESS-KEY
外部オブジェクト ストアは、Advanced SQL Engineにアクセスを許可するように構成されている必要があります。
USERキーワードおよびPASSWORDキーワード(CREATE AUTHORIZATIONコマンドで使用)およびACCESS_IDおよびACCESS_KEY (READ_NOSおよびWRITE_NOSで使用)は、次の表に示す値に対応しています。
キーワード | アクセス変数値 |
---|---|
USERまたはACCESS_ID | YOUR-ACCESS-KEY-IDを外部ストレージへのアクセスIDに置き換える。 |
PASSWORDまたはACCESS_KEY | YOUR-SECRET-ACCESS-KEYを外部ストレージのシークレット キー値に置き換える。 |
外部オブジェクト ストア内のパブリック バケットまたはコンテナは、アクセスに信頼証明を必要としません。パブリック バケットまたはコンテナにアクセスするには、USERとPASSWORDに空白文字列を左右の区別がない引用符で囲んで指定します。