制限付きDBCデータベース ビューを作成して、情報へのアクセスを制限できます。制限付きDBCビューは、接尾語Xで識別され、X views(Xビュー)と呼ばれています。
Teradata Setは、制限付きビューを使用して、ログインしたユーザーが所有する、またはアクセス権を有するデータ ディクショナリ情報およびQCDデータへのアクセスを制限します。
Teradata Database 12.00.00以降、DBCデータベースの各システム ビューにはUnicode®をサポートするビューが含まれています。制限付きUnicodeビューが使用されている場合、すべてのUnicodeシステム ビューはVまたはVXという接尾辞で識別されます。
Xビュー、Vビュー、およびVXビューの詳細については、<Teradata Vantage™ - データ ディクショナリ, B035-1092>および<Teradata Vantage™ - データベースの管理, B035-1093>を参照してください。
Teradata SETで必要とされる追加の制限付きビューは、データベース内で作成する必要があります。Teradata SETは、制限付きビューをスクリプト ファイルから作成します。スクリプト ファイルには、以下の5つのバージョンがあります。
- DBCXViews62.bteq: Teradata Database V2R6.2、V2R6.1、またはV2R6.0で使用します。
- DBCVXViews120.bteq: Teradata Database 12.00.00で使用します。
- DBCVXViews130.bteq: Teradata Database 13.00.00およびTeradata Database 13.10.00で使用します。
- DBCVXViews140.bteq:: Teradata Database 14.0で使用します。
- DBCVXViews141.bteq; Teradata Database 14.10以降で使用します。
スクリプト ファイルは、Teradataインストール フォルダ(例えばC:\Program Files(x86)\Teradata\Client\17.10\bin\DBCVXViews141.bteq)にあります。
制限付きビューの作成手順:
- Teradata SET 17.10を起動します。
- を選択します。
- カスタマイズタブをクリックします。
- Xビューを使用する(DBCおよびQCD)を選択します。
- データベースに接続します。
- 制限付きビューを作成するためには、はいをクリックします。