エクスポートの各操作を実行する前に、権限を設定します。 クエリー単位のエクスポートの場合、SHOW QUALIFIED SQL文と構成データ(RAS、統計、オブジェクト定義)を実行する権限が必要です。この文から戻されるオブジェクトのみのエクスポートが可能になります。 次のテーブルに、情報の種類別の権限を示します。
エクスポートされる情報 | 必要な権限 |
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コスト パラメータ | SystemFE.Opt_Cost_TableおよびSystemFE.Opt_DBSCtl_Tableに対するINSERT、SELECT、DELETE権限。 |
実行プラン | 既存のプランの場合:
新規のプランの場合は、そのクエリーでDUMP EXPLAIN文を実行する権限。 デモグラフィックを使用した新規プランの場合:
プランを新たに作成できるのは、クエリー単位のエクスポートダイアログ ボックスを使用する場合に限ります。詳細は、クエリー単位のエクスポートを参照してください。
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オブジェクト定義 | 結合インデックス、マクロ、テーブル、トリガー、ストアド プロシージャ、ユーザー定義関数(UDF)、NOSオブジェクト(外部テーブル、許可、CVSスキーマ)、およびユーザー定義型(UDT)の場合は、該当するSHOW/SHOW QUALIFIED文をデータベース オブジェクトに対応して実行するのに十分な権限。 ビューのオブジェクト定義をエクスポートする場合は、SHOW QUALIFIED文を実行するための、ビューに対するSELECT権限。 データベース単位でエクスポートする場合は、参照されたUDTをエクスポートするための、DBC.ColumnsおよびDBC.Tablesに対するSELECT権限。 |
マシン構成 | V2R6.2データベースでのMONRESOURCE権限。 Teradata Database 12.0以降のデータベースでのSYSLIB.MonitorVirtualConfigへのEXECUTE FUNCTIONアクセスおよびSYSLIB.MonitorPhysicalConfigへのEXECUTE FUNCTIONアクセス。 V2R6.2データベースでは、この情報は、CLIv2接続が使用されている場合に限りエクスポートされます。詳細は、マシン構成の表示を参照してください。
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RAS | エクスポート対象として選択されたテーブルに対するSELECT権限。 SystemFE.Opt_RAS_Tableに対するINSERT、SELECT、DELETE権限。 |
統計 | 参照するテーブルまたは結合インデックスに対してHELP STATISTICS文を実行するために必要なすべての権限。 DBC.IndexStats、DBC.ColumnStats、およびDBC.MultiColumnStatsビューに対するSELECT権限。 |
デモグラフィック | データ デモグラフィック テーブルとテーブルに対応するビューに対するSELECT権限と、COLLECT DEMOGRAPHICS文を実行する権限。 QCDビューに対するSELECT権限。 QCDマクロに対するEXECUTE権限。 このオプションを使用できるのは、データベース単位のエクスポート操作およびクエリー単位のエクスポート操作の場合に限ります。
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QCDデータ | QCDテーブルおよびビューに対するSELECT権限。 QCDマクロに対するEXECUTE権限。 このオプションを使用できるのは、データベース単位のエクスポート操作の場合に限ります。
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作業負荷 | QCDテーブルおよびビューに対するSELECT権限。 QCDマクロに対するEXECUTE権限。 このオプションを使用できるのは、作業負荷単位のエクスポート操作の場合に限ります。
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コスト プロファイル | DBC.CostProfiles_vおよびDBC.CostProfileValues_vビューに対するSELECT権限。 |
MHマップ | エクスポート対象として選択されたテーブルに対するSELECT権限。 SystemFE.Opt_Map_TableおよびSystemFE.Opt_MapRel_Tableに対するINSERT、SELECT、DELETE権限 |