JSON Webトークンの機能強化 - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™ - Advanced SQL Engineリリース サマリー

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.10
Published
2021年7月
Language
日本語
Last Update
2021-09-23
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B035-1098
Product Category
Software
Teradata Vantage

JSON Webトークン(JWT)メカニズムは、リリース17.10で機能強化されています。

  • JWTメカニズムは、JSON Webキー(JWK)を動的に更新するようになりました。JWTを使用してTeradata Vantageにログオンすると、IDプロバイダ(IdP)がその秘密鍵を使用してトークンに署名し、Teradataサーバーは対応する公開鍵を使用してトークンの署名を検証します。IdPが秘密鍵を回転すると、Teradata Gatewayが公開鍵を自動的に更新するようになりました。
  • JWTメカニズムは、サードパーティ アプリケーションからのJWTログオンを受け入れるようになりました。例えば、ユーザーはブラウザからWebアプリにログインします。Webアプリは、ログオンを顧客のIdPに統合します。その後、ユーザーがTeradata Vantageに接続すると、WebアプリはデータベースにJWTトークンを提供しログオンを正常に完了します。

利点

  • ログオン時の自動JWK更新。
  • サードパーティ アプリケーションからのログオンを許可します。
  • JWKは、パフォーマンス向上のためにキャッシュされます。

考慮事項

  • JWTキー回転とサードパーティ アプリケーションからのログオンはデフォルトで無効になっています。これらの機能を有効にするには、構成ファイルを更新し、run_tdgssconfigコマンドを実行します。データベースをリセットする必要はありません。

追加情報

セキュリティの詳細については、<Teradata Vantage™ - Advanced SQL Engineセキュリティ管理ガイド、B035-1100>を参照してください。