顧客データ スペース(CDS)ツールを使用すると、オブジェクト、データベース、およびシステム レベルでデータ スペースの使用量を調べることができます。ツールは、非圧縮形式のデータの論理サイズを報告します。顧客データ スペース ツールは、SystemFEマクロのセットと新しいデータ ディクショナリ ビューで構成されています。
利点
- 現在のデータ スペース使用量を確認することは、傾向と将来のスペース要件を判断するのに役立ちます。
- ブロック レベルの圧縮データのオブジェクト サイズと推定圧縮率を見つけるために、手作業によるスペース アカウンティング計算の必要性を排除します。
- CDSの計算から除外するテーブルのリストを指定し、ツールを使用してリストを管理および表示できます。
- ほとんどのマクロは、Teradataセッション モード用とANSIモード用の2つのバージョンで使用できます。両方のセッション モードに使用できる1つのバージョンを持つマクロもあります。
- CDSは自動的にインストールされます。
考慮事項
- 報告されたスペース使用量には、フォールバック データは含まれません。
- マクロに対するEXECUTE権限が必要です。
- CDS_DatabaseマクロまたはCDS_SystemマクロのCollectSummaryStatsオプションを使用するには、SystemFEユーザーにSTATISTICSおよびSELECT ACCESS権限を付与する必要があります。このオプションは、データベースまたはシステム内の最大のテーブルをサンプリングし、より正確なスペース予測を提供できます。
SQLの変更
新しいSystemFEマクロ:
- SystemFE.CDS_Object
SystemFE.CDS_Object_ansi
- SystemFE.CDS_Database
SystemFE.CDS_Database_ansi
- SystemFE.CDS_System
SystemFE.CDS_System_ansi
- SystemFE.CDS_ViewPercentData - TeradataとANSIの両方のセッション モード向け。
- SystemFE.CDS_ModifyPercentData - TeradataとANSIの両方のセッション モード向け。
- SystemFE.CDS_ViewExclusions
SystemFE.CDS_ViewExclusions_ansi
- SystemFE.CDS_AddExclusion
SystemFE.CDS_AddExclusion_ansi
- SystemFE.CDS_RemoveExclusion
SystemFE.CDS_RemoveExclusion_ansi
- SystemFE.CDS_LogicalTableSizeEstimate
SystemFE.CDS_LogicalTableSizeEstimate_ansi
- SystemFE.CDS_PhysicalTableSizeEstimate
SystemFE.CDS_PhysicalTableSizeEstimate_ansi
新しいデータ ディクショナリ ビュー:
- DBC.CDSTableSizeV
追加情報
詳細については、<Teradata Vantage™ - SystemFEマクロ、B035-1103>と<Teradata Vantage™ - データ ディクショナリ、B035-1092>を参照してください。