QueryGridポートレットでSpark SQLコネクタ プロパティを上書き可能として指定すると、ユーザーは個々の処理セッション内でクエリーを実行するときに、構成されたSpark SQLコネクタ プロパティを上書きできるようになります。
Spark SQLイニシエータ セッションでは、構成されたSpark SQLコネクタ プロパティを上書きするために、setSessionOverride()が外部サーバー レベルで使用されます。セッション オーバーライドは、外部サーバーに属するすべての非ネイティブ テーブルに適用されます。
- ファブリックの構成で、ファブリックを選択します。
- ファブリックを選択します。
- 次のいずれかを実行します。
オプション 説明 コネクタタブでSpark SQLコネクタのプロパティを上書きするには - コネクタ タブをクリックします。
- 上書きするプロパティを持つコネクタの横にある
をクリックします。
- 編集を選択します。
- コネクタ ソフトウェアの横の
をクリックします。
- 上書きするSpark SQLコネクタのプロパティを特定し、上書き可チェックボックスをクリックします。
- OKをクリックします。
- 保存をクリックします。
リンクタブでSpark SQLコネクタのプロパティを上書きするには - リンク タブをクリックします。
- 上書きするプロパティを持つリンクの横にある
をクリックします。
- 編集を選択します。
- 開始コネクタまたはターゲット コネクタの横のにある
をクリックします。
- 上書きするSpark SQLリンクのプロパティを特定し、上書き可チェックボックスをクリックします。
- OKをクリックします。
- 保存をクリックします。
- (オプション)外部サーバーs1のSpark SQLセッション中にSpark SQLコネクタ プロパティを上書きするには、以下の例にある構文を使用します。ここで、numExecutorsとhadoopPropertiesコネクタ プロパティを上書きします。
s1.setSessionOverride("linkBufferSize=100000, numExecutors=4, hadoopProperties=name1:value1 | name2:value2")
hadoopPropertiesを上書きする場合は、次の例に示すように、パイプ(|)記号を使用してHadoopプロパティを分割し、コロン(:)を使用して名前と値のペアを分割する必要があります。次の例を使用して、SparkコネクタをターゲットとするTeradataセッション中にhadoopPropertiesを上書きします。SET FOREIGN SERVER ATTR = 'servername=sparkserver1; hadoopproperties=name1:value1|name2:value2;' FOR SESSION VOLATILE
- (オプション)外部サーバーS1のSpark SQLセッションを閉じないで、Spark SQLコネクタ プロパティの上書きをクリアするには、次の例の構文を使用します。
s1.setSessionOverride("")