手動で作成および編集したプロパティ ファイル内にあるPrestoコネクタ用のカタログ プロパティを定義できます。これはQueryGridポートレットを使用して定義するTeradataコネクタ プロパティとは異なります。
Prestoカタログ プロパティ ファイルはデータ ソースを参照し、そのデータ ソース コネクタに関連付けられたプロパティのセットを維持します。 コネクタごとに1つ以上のカタログを持つことができます。Prestoコネクタには複数のイニシエータ カタログを持つことができ、そのそれぞれにリンクとバージョンのペアを設定できます。カタログ プロパティ ファイルはTeradataコネクタのCREATE FOREIGN SERVERステートメントに類似しています。
ファイルを手動で編集した後、新しい構成を有効にするには、Prestoサーバーを再起動する必要があります。
Prestoカタログ プロパティ ファイルを構成するには、次を行ないます。
- PrestoがインストールされるHadoopクラスタのマスター ノードに管理者としてログオンします。
- イニシエータ カタログ プロパティ ファイル~/.prestoadmin/catalog/name.propertiesを作成して編集します。例えば、tdh234m1sdld0461_active.propertiesという名前のファイルを作成して編集します。次の内容をファイルに追加します。
connector.name=qginitiator qginitiator.linkName=tdh234m1sdld0461 qginitiator.version=active
- presto-admin catalog add nameを実行して、すべてのノードにプロパティ ファイルをデプロイします。例:
presto-admin catalog add tdh234m1sdld0461_active
- Prestoクラスタを再起動します。次を実行します。
presto-admin server restart
- Presto CLIでSHOW CATALOGSコマンドを使用して、新たに作成されたプロパティ ファイルが存在することを確認します。次を実行します。
tdh234m1:~ # presto-cli --server localhost:8090 presto:testuser> show catalogs;
結果:Catalog ------------------------- hive qginitiator qgremote system tdh234m1sdld0461_active tpch