プッシュ プロファイル、後続のセクションで説明します。特記されている場合を除き、属性はデフォルト プッシュ プロファイルとカスタム プッシュ プロファイルで使用されます。カスタム プッシュ プロファイルと上書きは、Teradataカスタマー サポートの担当者に作成してもらう必要があります。
<SourceProfile: SourceProfileName,>
<SourceProfile: SourceProfileName,>は、デフォルト プッシュ プロファイルのPushProfileIDです。デフォルト プッシュ プロファイルに、この属性は含まれていません。カスタム プッシュ プロファイルは常に、カスタム プロファイルの作成に使用されるデフォルト プッシュ プロファイルのPushProfileIDを示します。
ColOp
ColOpは、データ型と、指定されたデータ型に対しリモート データベースにプッシュ可能な操作の配列です。無効なデータ型の場合、どの式/操作もプッシュされません。ColOpでデフォルトを使用すると、サポートされているすべてのデータ型に対する式/操作がリモート システムにプッシュされます。
対応するTeradata Databaseバージョンでサポートされているデータ型と操作は、true/falseを使用して一覧表示されます。Trueは、データ型の操作をリモート データベースにプッシュ可能であることを意味します。データ型が指定されている場合は、データ型のデフォルトを上書きできます。
"default":true, "array":false,
"date":true, "char":true, "varchar":true,
属性 | 設定 |
---|---|
データ型 | TRUE: データ型にtrueフラグがある場合、データ型の操作はリモート システムにプッシュされます。 FALSE: このデータ型の操作はリモート システムにプッシュされません。 |
操作 | TRUE: データ型の操作にtrueフラグがある場合、操作はリモート システムにプッシュされます。 FALSE: データ型の操作はデータ型のリモート システムにプッシュされません。 例の操作は次のとおりです。
|
"ColOp" : [ { "default" : true, "date" : false, "CompareOp" : { "default" : true }, "LogicalOp" : { "default" : true, "OR" : false }, "ArithOp" : { "default" : true } } ],
GroupOp
GroupOpは、類似した操作を含むグループの名前です。デフォルトを使用すると、デフォルトがグループ内のすべての操作に適用されることを意味します。値は、TRUEまたはFALSEのいずれかです。
JoinOpまたはAggrOpのような類似した操作のグループがGroupOpの下に一覧表示され、値がTRUEまたはFALSEに設定されている場合:
TRUE: 操作はリモート システムにプッシュされます。
FALSE: 操作はリモート システムにプッシュされません。
"JoinOp" : { "inner" : true, "outer" : false }, "AggrOp" : { "count" : true, "sum" : true }
グループ内のデフォルト プッシュ プロファイルが操作をサポートしている場合は、特定の操作(Op)を指定してデフォルト値を上書きできます。
ServerSettings
属性 | 設定 |
---|---|
doSingleTblDelayedFetch | 単一のリモート テーブルのクラスタ化されたクエリーに対し遅延フェッチ処理を有効または無効にします。 デフォルト値はFALSEです。 FALSE: 遅延フェッチが単一のテーブル クラスタリングに対し無効になり、静的計画のみが適用されます。 TRUE: 遅延フェッチが単一のテーブル クラスタ化クエリーに対し有効になっています。 デフォルトを変更することはお勧めしません。 |
doCluster | 集約と述語をリモート システムにプッシュするかどうかを制御します。デフォルト値はTRUEです。 TRUE: 集約と述語をリモート システムにプッシュします。 FALSE: 集約と述語をリモート システムにプッシュしないでください。 リモート システムの処理能力が最適でない場合、これをFALSEに設定することをお勧めします。カスタム プッシュ プロファイルと上書きは、Teradataカスタマー サポートの担当者だけに行なってもらう必要があります。 |
doMultiTblClustering | リモート システムで複数のリモート テーブルを結合するか、ローカル システムにインポートし、ローカル システムで結合するかどうかを制御します。デフォルト値はTRUEです。 TRUE: クラスタ化されたリモート テーブルのリモート結合を有効にします。 FALSE: クラスタ化されたリモート テーブルのリモート結合を無効にします。これは、テーブルがローカル システムにインポートされ、ローカル システムで結合されることを意味します。 リモート システムの処理能力が最適でない場合、これをFALSEに設定することをお勧めします。カスタム プッシュ プロファイルと上書きは、Teradataカスタマー サポートの担当者だけに行なってもらう必要があります。 |
doRemoteJoin | リモート結合を有効にするかどうか、つまりローカル テーブルのエクスポートとターゲット システムのリモート テーブルとの結合を許可するかどうかを制御します。デフォルト値はTRUEです。 TRUE: テーブルをローカル システムからエクスポートし、リモート システム上のテーブルとの結合を実行できるようにします。 FALSE: リモート結合を無効にします。テーブルは、リモート結合用のリモート システムにエクスポートされません。結合はローカル システムで実行されます。 リモート システムの処理能力が最適でなく、リモート システムへのエクスポートとリモート システムでの結合の原価が高くなる場合、インポートおよびエクスポートの原価要素を調整することを推奨します。
次の属性は、doRemoteJoinがTRUEに設定されている場合にのみ適用されます。
|
importCostAdj | サイズONEユニットの1つのリモート テーブルのインポートの原価。
この属性は、doRemoteJoinがTRUEに設定されている場合にのみ適用されます。importCostAdjとexportCostAdj要素は相互に相対的です。
|
exportCostAdj | サイズONEユニットの1つのローカル テーブルのエクスポートの原価。
この属性は、doRemoteJoinがTRUEに設定されている場合にのみ適用されます。importCostAdjとexportCostAdj要素は相互に相対的です。
|
remJoinTransAdj | リモート結合を実行し、結果をインポートする原価を指定します。デフォルトは0です。変更しないでください。この要素は、exportCostAdjで説明されます。 |
delayedFetchThresh | 遅延フェッチを実行するために、リモート テーブルの最小サイズを指定します。遅延フェッチ:
値がゼロに設定されている場合、遅延フェッチは無効になり、一時(結果)テーブルがローカル システムにエクスポートされ、リモート結合が実行されます。
|
TableProfile
TableProfileを使用すると、カスタム プッシュ プロファイルをテーブル レベルで上書きできるようになります。リモート システム上のいくつかのテーブルに対し一連の操作が期待どおりに実行されていない場合に便利です。カスタム プッシュ プロファイルと上書きは、Teradataカスタマー サポートの担当者に行なってもらう必要があります。