セッション プロパティの上書き - Teradata QueryGrid

Teradata® QueryGrid™ インストールとユーザー ガイド

Product
Teradata QueryGrid
Release Number
2.11
Published
2019年12月
Language
日本語
Last Update
2020-04-13
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ja-JP/fya1571089961130.ditamap
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ft:empty
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lfq1484661135852
Hiveには、ユーザーが任意のプロパティを上書きできるグローバル セッション構成が用意されています。この構成を使用すると、ユーザーは、個々の処理セッション中にクエリーを開始するときに、Hiveコネクタ プロパティを上書きできます。

HiveセッションでHiveコネクタ プロパティを上書きする場合は、上書きするHiveコネクタ プロパティを持つ非ネイティブ テーブルを指定する必要があります。区切り文字としてカンマを使用します。

  1. ファブリックの構成で、ファブリックを選択します。
  2. ファブリックを選択します。
  3. 次のいずれかを実行します。
    オプション 説明
    コネクタタブでHiveコネクタ プロパティを上書きするには
    1. コネクタ タブをクリックします。
    2. 上書きするプロパティを持つコネクタの横にある""をクリックします。
    3. 編集を選択します。
    4. コネクタ ソフトウェアの横の""をクリックします。
    5. 上書きするHiveコネクタのプロパティを特定し、上書き可チェックボックスをクリックします。
    6. OKをクリックします。
    7. 保存をクリックします。
    リンクタブでHiveコネクタ プロパティを上書きするには
    1. リンク タブをクリックします。
    2. 上書きするプロパティを持つリンクの横にある""をクリックします。
    3. 編集を選択します。
    4. 開始コネクタまたはターゲット コネクタの横のにある""をクリックします。
    5. 上書きするHiveリンクのプロパティを特定し、上書き可チェックボックスをクリックします。
    6. OKをクリックします。
    7. 保存をクリックします。
  4. Hiveセッション中にHiveコネクタ プロパティを上書きするには、次の例の構文を使用します。この構文ではコネクタ プロパティresponseTimeoutおよびlinkBufferCountが上書きされます。
    SET <databaseName>.<nonNativeTableName>.override = responsetimeout = 3000000, linkBufferCount=3;
  5. (オプション) Hiveコネクタの使用時にhadoopPropertiesを上書きし、QueryGridポートレットで上書き可能に指定されている場合は、パイプ(|)記号を使用してHadoopプロパティを分割し、コロン(:)を使用して名前の値ペアを分割します。
    次の例を使用して、HiveコネクタをターゲットとするHiveまたはPrestoのいずれかのセッション中にhadoopPropertiesを上書きします。
    SET <databaseName>.<nonNativeTableName>.override = linkbuffersize=100000, DEFAULTSTRINGSIZE=32000, hadoopProperties=name1:value1 | name2:value2 ;
    次の例では、HiveコネクタをターゲットとするTeradataセッション中にHiveコネクタ プロパティnumMappersを上書きする方法を示します。
    SET FOREIGN SERVER ATTR = 'servername= hiveserver1; numMappers=18;' FOR SESSION VOLATILE
  6. (オプション)Hiveセッションを閉じないで、Hiveコネクタ プロパティの上書きをクリアするには、次の例の構文を使用します。
    SET <databaseName>.<nonNativeTableName>.override = ;