QueryGridマネージャ クラスタのマージ - Teradata QueryGrid

Teradata® QueryGrid™ インストールとユーザー ガイド

Product
Teradata QueryGrid
Release Number
2.11
Published
2019年12月
Language
日本語
Last Update
2020-04-13
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前提条件ノードを移行するには、クラスタBをオンラインにし、クラスタBのtdqg-managertdqg-nodeの両方がQueryGridバージョン02.08.00.00以降を実行している必要があります。また、ノードはクラスタA内の少なくとも1つのQueryGridマネージャにアクセスできる必要があります。これらの条件が満たされない場合は、ノードを移行できず、移行をキャンセルするオプションが使用可能になります。ノードは、システムに最初にノードを追加するために使用したメソッドを使用して再追加できます。
2つのクラスタをマージするには次の手順を使用します。ここでは、クラスタAとクラスタBという用語を使用します。
完全なVantageスタック ノードおよび分析ノードとともにサイトをマージする場合は、マージする前に、インシデントを開き、QueryGrid GSOチームに相談してください。
  1. マージするクラスタB内のQueryGridマネージャの1つのBackupを作成します。
  2. クラスタBのQueryGridマネージャから新しく作成したバックアップを、クラスタAのQueryGridマネージャの1つにコピーします。
  3. クラスタBのバックアップ ファイルをコピーしたクラスタAのQueryGridマネージャ上のrootまたはtdqgmユーザーとしてmigrateコマンドを実行し、プロンプトに応答します。
    /opt/teradata/tdqgm/bin/migrate.sh backup-file

    backup_fileは、バックアップZIPファイルのパス名です。

  4. 続行するには、実行するアクションの概要を確認してから、YまたはNを選択します。
    Nを選択すると、移行が中止されます。
  5. QueryGridポートレットで、クラスタAにクラスタAとクラスタBの両方からの構成が含まれていることを確認します。
    移行が成功すると、クラスタBに登録されていたノードはクラスタAの所有であると表示され、クラスタBはオフラインになります。
  6. 移行が失敗した場合は、/var/opt/teradata/tdqgm/logs/tdqgm-command.logファイルの移行の詳細を表示します。
  7. クラスタAからQueryGridマネージャの1つで/opt/teradata/tdqgm/bin/create-join-token.shコマンドを実行し、出力から次の情報を記録します。
    コマンド 説明
    join host QueryGridマネージャに接続するためにノードが使用するQueryGridマネージャのパブリック アドレス。
    join token 他のQueryGridマネージャがクラスタに参加できるようにする一時的な認証トークン。
    cluster ID クラスタを識別するUUID。
  8. クラスタBの各QueryGridマネージャの/opt/teradata/tdqgm/bin/join-cluster.shコマンドを使用して、一度にすべてのQueryGridマネージャをクラスタBからクラスタAに参加させます。
  9. Viewpointの同じインスタンスを使用して両方のクラスタをモニターしている場合は、監視対象システムポートレットからクラスタBを削除します。そうではない場合は、クラスタBのViewpointインスタンスに認証を再追加して、QueryGridポートレットが引き続き新しいクラスタで機能するようにします。