コード変換ライブラリは、データベースとODBC Driver for Teradataの間を流れるすべてのデータをコード変換するための関数が入っているダイナミック リンク ライブラリです。コード変換DLLは、ローカル文字セットがODBC Driver for Teradataでサポートされていない場合に使用されます。
コード変換DLLを指定すると、ドライバはこのDLLをロードして呼び出し、アプリケーションとデータ ソースとの通信データすべてのコードを変換します。
- すべてのSQL文
- データ ソースに送信されている文字パラメータ
- すべての文字結果セット データ
- テーブル名や列名などの文字メタデータ
- データ ソースから取得されるエラー メッセージ
アプリケーションがデータ ソースに接続するまでコード変換DLLはロードされないため、接続データはコード変換されません。
コード変換DLLを作成する方法の詳細については、ODBCプログラマ リファレンスを参照してください。
UNIX OSクライアントの場合は、代わりにCharacterSetキーワードを使用してください。
コード変換DLLの名前とオプションを定義するには、Teradata ODBC Driver Advanced Options(Teradata ODBCドライバの詳細オプション)ダイアログ ボックスを使用します。
UNIX OSクライアントの場合は、代わりにCharacterSet TransitionDLLおよびTranslationOptionを使用してください。コード変換DLLのパスは、255文字を超えることはできません。Translation Optionはコード変換DLLで使用され、任意です。ODBC Driver for Teradataは、コード変換オプションを32ビット整数に変換してコード変換DLLに渡します。コード変換DLLは、サポート対象のセッション文字セットでも使用できますが、決して推奨しません。
コード変換DLLの例については、ドライバ マネージャに付属のコード変換のサンプルを参照してください。