コード変換DLL - ODBC Driver for Teradata

ODBC Driver for Teradata® ユーザー ガイド

Product
ODBC Driver for Teradata
Release Number
17.20
Published
2022年6月
Language
日本語
Last Update
2022-08-22
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B035-2526
Product Category
Teradata Tools and Utilities

コード変換ライブラリは、データベースとODBC Driver for Teradataの間を流れるすべてのデータをコード変換するための関数が入っているダイナミック リンク ライブラリです。コード変換DLLは、ローカル文字セットがODBC Driver for Teradataでサポートされていない場合に使用されます。

コード変換DLLを指定すると、ドライバはこのDLLをロードして呼び出し、アプリケーションとデータ ソースとの通信データすべてのコードを変換します。

次のものが含まれます。
  • すべてのSQL文
  • データ ソースに送信されている文字パラメータ
  • すべての文字結果セット データ
  • テーブル名や列名などの文字メタデータ
  • データ ソースから取得されるエラー メッセージ

アプリケーションがデータ ソースに接続するまでコード変換DLLはロードされないため、接続データはコード変換されません。

コード変換DLLを作成する方法の詳細については、ODBCプログラマ リファレンスを参照してください。

UNIX OSクライアントの場合は、代わりにCharacterSetキーワードを使用してください。

コード変換DLLの名前とオプションを定義するには、Teradata ODBC Driver Advanced Options(Teradata ODBCドライバの詳細オプション)ダイアログ ボックスを使用します。

UNIX OSクライアントの場合は、代わりにCharacterSet TransitionDLLおよびTranslationOptionを使用してください。コード変換DLLのパスは、255文字を超えることはできません。Translation Optionはコード変換DLLで使用され、任意です。ODBC Driver for Teradataは、コード変換オプションを32ビット整数に変換してコード変換DLLに渡します。コード変換DLLは、サポート対象のセッション文字セットでも使用できますが、決して推奨しません。

コード変換DLLの例については、ドライバ マネージャに付属のコード変換のサンプルを参照してください。