- ODBCエスケープ シーケンスを置き換えるために開発された新しいパーサー
- うるう秒のサポート
- Linux/Unix/Apple macOSプラットフォーム上の一時ファイルを使用するのではなくメモリを使用するSQL構文解析
- SQL_C_BINARYからSQL_DOUBLE(NUMBERデータ型)への数値型の日付ラウンド トリップのサポート
- TD Columnar機能のサポート
- 大きな結果セット取り出しの取得時のパフォーマンス改善
- 接続文字列キーワードおよびodbc.iniパラメータの交互の受け入れ
- Linuxプラットフォームでのパフォーマンス改善のための-02コンパイラ最適化レベルの使用
- 現在、RedHat 7でサポート
- 現在、Windows Server 2012 R2でサポート
- MongoDBなどの外部言語の新しいPASS THROUGHトークンのサポート
- ODBCスカラー関数[fn RIGHT()]のサポート
- 信頼済みセッション セキュリティのサポート
- TDNEGOセキュリティ メカニズムのサポート
- Ferret ShowWhereコマンド用SQLインターフェースのサポート
- XMLシュレッド用XSLTベース マッピング定義のサポート
- 基本AMP索引または基本索引によるカラム パーティションのサポート
- *セキュアゾーン機能のサポート
- *SAS(統計分析システム)メタデータ機能のサポート
- *ロード分離機能のサポート
- *SQL-Hの機能強化のサポート
主要機能
機能 | 説明 |
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リリース15.10.04 | |
インストール |
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ビッグデータとUDAへの対応 | Amazon S3(Simple Storage Service)に対するデータのインポート/エクスポート用のTPT Access Module for Amazon S3 |
リリース15.10 | |
Teradata Databaseの新機能 |
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パフォーマンス |
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リードの拡張 |
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品質/サポート性 |
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業界標準との互換性 |
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製品の挙動の主な変更点
システムの挙動の主な変更点
主な変更点 | 説明 |
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ODBC-16876 | 新しい軽量構文解析プログラムは、ODBCエスケープ シーケンス構文内のODBCスカラー関数をTeradata Database固有の関数に変換します。スカラー関数を呼び出すためのODBCエスケープ シーケンスは次のとおりです。 {fn scalar-function} 新しい軽量構文解析プログラムは、ODBCエスケープ シーケンスの外側にあるODBCスカラー関数を無視し(scalar-functionと{fn scalar-function}の違い)、クエリーをそのままTeradata Databaseに渡します。Teradata DatabaseがそのODBCスカラー関数をサポートしていれば、クエリーは正常に実行されます。サポートしていない場合、クエリーはエラーになります。Teradata Databaseでサポートされているスカラー関数の一覧については、<Teradata Database関数、演算子、式および述部ユーザー ガイド>を参照してください。 |
非推奨になった機能および削除された機能
Teradata Tools and Utilities 15.10.04リリースで非推奨になった機能および削除された機能を次の表に示しています。
機能 | 説明 |
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従来のODBC SQL構文解析プログラム | 従来のODBC SQL構文解析プログラムは非推奨になりました。必要であれば従来の構文解析プログラムを使用できるようにするためのEnableLegacyParser(従来の構文解析プログラムの有効化)DSNオプションが追加されています。ただし、デフォルト値は、新しい構文解析プログラムに設定されています。 Teradata ODBC 15.10 Driverのユーザーは、新しいODBC SQL構文解析プログラムを使用して既存のアプリケーションをテストし、使用しているSQLがODBC仕様またはTeradata DatabaseのSQL構文/スカラー関数に準拠していない場合は、それらのアプリケーションを変更することを強く推奨します。新規アプリケーションまたは既存のアプリケーションへの機能拡張は、新しい構文解析プログラムに準拠している必要があります。 従来のODBC SQL構文解析プログラムは、リリース15.00以前のTeradata Database機能をサポートするように制限されていて、リリース15.10以降のデータベース機能はサポートされていません。Teradata Database 15.10以降でTeradata ODBC 15.10ドライバを使用する場合、EnableLegacyParser(従来の構文解析プログラムの有効化)DSNオプションをデフォルト値のままにすることを強く推奨します。上限付きの従来のODBC SQL構文解析プログラムのサポートは、Teradata ODBC 16.xxリリース プログラムでは維持されますが、その後は廃止されます。 |