マシンでのドライバの読み込みに適切なODBCドライバ マネージャが使用されていることを確認するため、ライブラリ パスの環境変数を設定します。
macOS
macOSの場合は、ODBCドライバ マネージャのライブラリへのパスを含むようにDYLD_LIBRARY_PATH環境変数を設定します。例えば、ライブラリを/usr/local/libにインストールしている場合は、次のコマンドを実行して、現在のユーザー セッションのDYLD_LIBRARY_PATHを設定します。
export DYLD_LIBRARY_PATH=$DYLD_LIBRARY_PATH:/usr/local/lib永続的に環境変数を設定する方法については、macOSシェルに関するマニュアルを参照してください。
Linux
Linuxの場合は、ODBCドライバ マネージャのライブラリへのパスを含むようにLD_LIBRARY_PATH環境変数を設定します。例えば、ライブラリを/usr/local/libにインストールしている場合は、次のコマンドを実行して、現在のユーザー セッションのLD_LIBRARY_PATHを設定します。
export LD_LIBRARY_PATH=$LD_LIBRARY_PATH:/usr/local/lib永続的に環境変数を設定する方法については、Linuxシェルに関するマニュアルを参照してください。
トラブルシューティング
ドライバ マネージャのライブラリ ファイル名がデフォルトと異なる場合、エラー メッセージが表示されます。この問題を解決する手順は次のとおりです。
- ドライバ マネージャで使用するライブラリ ファイルの名前を確認します。
- テキスト エディタでteradata.teradataodbc.iniファイルを開きます。デフォルトでは、このファイルは[InstallDir]/libにあります。
- ファイルの末尾に以下の行を追加します。[DMLibFile]は、ライブラリ ファイルの名前です。
ODBCInstLib=[DMLibFile]
環境変数TERADATAODBCINIを設定することによって、teradata.teradataodbc.iniの代替パス名を指定できます。 - teradata.teradataodbc.iniファイルを保存します。