ODBC Driver for Teradata 17.00以降では、ODBC データ ソース アドミニストレータでユーザーが新しいDSNを作成するときにパスワードを保存することはできません。ただし、名前またはIPアドレス、ユーザー名、およびパスワードを指定してからテストをクリックすることで、接続をテストすることはできます。ユーザーがOKをクリックしてDSNを保存すると、パスワードを保存するかどうかを確認する警告ダイアログ ボックスは表示されなくなり、パスワード以外の入力された情報はすべてレジストリに保存されます。
パスワードがレジストリにすでに保存されている既存のDSNについては、ODBC Driver for Teradataはそのパスワードの値を無視します。既存のDSNに対して保存されているパスワードを削除するには、ユーザーがデータ ソースの名前を変更して保存する(つまり、古いDNSを基にして新しいDSNを作成する)ことによって、既存のDSNを変更する必要があります。
パスワードのセキュリティを高めるために、次のいずれかを使用することを推奨します。
- Teradata Wallet(Teradata Walletを参照)
- シングル サインオン(シングル サインオン(WindowsおよびApple macOS)を参照)
- パスワード保存機能(ODBC Driver for Teradataを使用してデータベースに接続するために使用されるアプリケーションにパスワードが含まれている場合)