ODBC Driver for TeradataでのGeospatial型(ST_Geometry、MBRなど)のサポートは、データベースのインポート/エクスポートの変換機能を利用して透過的に行なわれます。例えば、ST_Geometry型の値はCLOBとしてインポート/エクスポートされ、MBR型の値はVARCHAR(256)としてインポート/エクスポートされます。さまざまなGeospatial型の変換タイプの詳細については、<Teradata Vantage™ - 地理空間データ型, B035-1181>を参照してください。
ODBCアプリケーションは、データベース変換タイプに応じて、データベース内のGeospatial型を標準SQL型のSQL_LONGVARCHARまたはSQL_VARCHARとして認識します。Geospatial型の値は、データベースによってこれらの標準SQL型の値との間で変換されます。Geospatialで使用される型、メソッド、関数、および式のすべての構文は、標準SQL構文に分類されます。
データベース変換タイプに含まれる特定のGeospatial型は、SQL_DESC_TD_UDT_NAME記述子フィールドを通して取得できます。この記述子フィールドはGeospatial型の完全修飾名を返します。詳細については、SQL_DESC_TD_UDT_NAMEを参照してください。