以下のセクションでは、バージョン16.10以前のODBC Driver for Teradataで非推奨になって、ODBC Driver for Teradata 16.20以降に廃止された機能について一覧と説明を示します。
機能 | バージョン16.10以前 | ODBC Driver for Teradata 16.20以降 |
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ポップアップ ダイアログ ボックスの無効化 | ユーザーは、構成オプションQuietModeまたはRunInQuietModeを使用して、ポップアップ ダイアログ ボックスを無効にすることができます。 | ポップアップ ダイアログ ボックスは表示されず、これらのオプションは使用できません。 |
整数型時刻 | ユーザーは、DSNオプションDateTime Format(日時形式)または構成オプションDateTimeFormatで、整数型時刻を指定することができます。 | 整数型時刻モードは互換性上の理由から削除されたため、これらのオプションを使用して整数型時刻を指定することはできません。 |
状態チェック レベルのバイパス | ユーザーは、DSNオプションState Check Level(状態チェック レベル)または構成オプションStCheckLevelを使用して、オープン カーソルのODBC状態チェックをバイパスすることができます。 | これらのオプションは使用できません。 |
Disable PREPARE(PREPAREを無効にする) | ユーザーは、DSNオプションDisable Prepare For SQL(SQLの前処理の無効化)または構成オプションSQLWithCommentsOrParenthesisを使用して、SQLDirectExec文の前処理を無効にすることができます。 | これらのオプションは使用できません。 |
Application Catalog Database(アプリケーション カタログ データベース) | ユーザーは、構成オプションAppCatalogDBを使用して、特定の状況で、指定したデータベースをテーブル検索に含めることができます。 | このオプションは非標準の挙動を呼び出すため、使用できません。 |
非同期操作の無効化 | ユーザーは、構成オプションDisableAsyncを使用して、非同期処理を有効にする試行を警告なしで無視できます。 | このオプションは非標準の挙動を呼び出すため、使用できません。 |
ネイティブ ラージ オブジェクトのサポートの無効化 | ユーザーは、DSNオプションUse Native Large Object Support(ネイティブのラージ オブジェクト サポートを使用する)または構成オプションUseNativeLOBSupportを使用して、ネイティブ ラージ オブジェクト データ型のサポートを無効にすることができます。 | これらのオプションは使用できません。 |
ClientKanjiFormat(UNIX/Linuxのみ) | ユーザーは、構成オプションClientKanjiFormatを使用して、文字セット形式を指定できます。 | このオプションは使用できません。 |
Redisplay Reconnect Wait(再接続待機の再表示) | ユーザーは、Redisplay Reconnect Wait(再接続待機の再表示) DSNオプションを使用して、再接続中にODBCの継続/再接続のキャンセルのプロンプトが表示される期間を指定できます。 | このプロンプトは表示されず、このオプションは使用できません。 |