以下の記述子フィールドが、ODBC Driver for Teradataによって公開されています。
- SQL_DESC_TD_ACTIVITY_TYPEは、実行されたSQL文のタイプを表わすSQLINTEGERです。
- SQL_DESC_TD_COST_ESTIMATEは、SQL文を実行するためのコスト見積もりを備えたSQLINTEGERです。返される値は、秒単位の時間の見積もりです。
- SQL_DESC_TD_FORMATは、Teradata FORMAT列である文字列です。
- SQL_DESC_TD_ACTUAL_NAMEは、結果列に関連付けられた列名を表わす文字列です。
- SQL_DESC_TD_CHARACTER_SETは、指定列の文字セットを含むSQLINTEGERです。値は次のとおりです。
- SQL_TD_CS_UNDEFINED
- SQL_TD_CS_LATIN
- SQL_TD_CS_UNICODE
- SQL_TD_CS_KANJISJIS
- SQL_TD_CS_GRAPHIC
- SQL_TD_CS_KANJI1
拡張ステートメント情報とLOBサポートの両方のオプションが無効である場合は、ODBC Driver for Teradataはサーバーの文字セットを決定できません。結果として戻り値SQL_TD_CS_UNDEFINEDになります。
- SQL_DESC_TD_EXPORT_WIDTHは、文字の列のデータベース エクスポート幅を含むSQLINTEGERで、一方SQL_DESC_TD_EXPORT_WIDTH_ADJは、文字の列のデータベース エクスポート幅調整を含むSQLINTEGERです。
これらのフィールドが有効であるのは、列の文字セットがSQL_TD_CS_UNDEFINEDと異なる場合だけです。他の場合は、フィールドの値は-1で、未定義値を示します。
これらのフィールドは、指定した文字の列に対して、データベースでエクスポートされるバイト数を計算するために使用できます。式は次のとおりです。
<Number of bytes > = <export width * N > + <export width adjustment>ここで、Nは列での文字数です。
- SQL_DESC_TD_EXPORT_BYTESは、文字の列に対してデータベースで利用できるバイト数を含むSQLINTEGERです。
- SQL_DESC_TD_ODBC_TYPEは、Teradata ODBC固有のSQLデータ型コードを含むSQLSMALLINTです。複数のデータベースの種類で同じ標準ODBC SQL型が使用されている場合は、Teradata ODBC固有のSQLデータ型コードを使用してデータベースの種類を識別することができます。詳細については、NUMBERデータ型を参照してください。