FORMATに依存しないSQL_DESC_UNSIGNEDの設定 - ODBC Driver for Teradata

ODBC Driver for Teradata® ユーザー ガイド

Product
ODBC Driver for Teradata
Release Number
17.20
Published
2022年6月
Language
日本語
Last Update
2022-08-22
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B035-2526
Product Category
Teradata Tools and Utilities

SQL_DESC_UNSIGNED ODBC記述子レコード フィールドは、列のタイプが符号無しまたは非数値の場合はSQL_TRUE、符号付きの場合はSQL_FALSEになります。

アプリケーションは、SQLColAttributeまたはSQLGetDescField呼び出しでSQL_DESC_UNSIGNEDを使用することにより、結果セットの列の符号無しまたは符号付きの特徴を要求できます。アプリケーションは、SQLGetDescField呼び出しでSQL_DESC_UNSIGNEDを使用することにより、作成したSQL文に関連するパラメータ マーカーの符号無しまたは符号付きの特徴を要求できます。

拡張ステートメント情報が使用できない場合、ODBC Driver for Teradataは、データベースの種類と表示形式文字列を確認することにより、符号無しまたは符号付きの特性を決定します。

形式文字列に符号文字が含まれる場合、列またはパラメータは符号付きとして分類され、SQL_DESC_UNSIGNEDはSQL_FALSEに設定されます。形式文字列に符号文字が含まれない場合、SQL_DESC_UNSIGNEDはSQL_TRUEに設定されます。例えば、列のタイプがINTEGERで形式が'ZZZ9'である場合、SQL_DESC_UNSIGNEDはSQL_TRUEになりますが、形式が'+ZZZ9'の場合には、SQL_DESC_UNSIGNEDはSQL_FALSEになります。

ODBC Driver for Teradataで拡張ステートメント情報を使用可能な場合、デフォルトのドライバはデータベースにより提供される拡張ステートメントメタデータから符号付きまたは符号無しの特性を取得します。例えば、列のタイプがINTEGERの場合、形式文字列に関係なく常に符号付きでSQL_DESC_UNSIGNEDはSQL_FALSEになります。

拡張ステートメント情報が使用可能なODBC Driver for Teradataでの動作は、データベース メタデータをより詳細に反映しているため、より正確であると見なされます。