データ暗号化は、ステートメント レベルでもON/OFFを指定できます。ステートメント レベルで設定したデータ暗号化の動作は、個々のステートメント ハンドルおよび対象のハンドルで行なわれるトランザクションのみに適用できます。
ステートメント レベルでは、ODBC Driver for Teradataで定義されている属性SQL_ATTR_DATA_ENCRYPTION(13008)を以下のように設定することによって、データ暗号化のオン/オフを切り替えることができます。
- SQL_DATA_ENCRYPTION_ON(1)または
- SQL_DATA_ENCRYPTION_OFF(0)
このステートメント レベルの属性は、接続レベルのデータ暗号化オプションを上書きします。例えば、特定のステートメント ハンドルに対するこの属性によって、接続レベルの設定にかかわらず暗号化をONまたはOFFにできます。同じ接続ハンドルの下にある他のすべてのステートメント ハンドルでは、デフォルトで接続レベルでの設定としてデータ暗号化が使用されます。