Prefer/AllowのSSLModeでの確定的動作 - ODBC Driver for Teradata

ODBC Driver for Teradata® ユーザー ガイド

Product
ODBC Driver for Teradata
Release Number
17.20
Published
2022年6月
Language
日本語
Last Update
2022-08-22
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B035-2526
Product Category
Teradata Tools and Utilities

ODBCドライバは、Prefer(優先)/Allow(許容)のSSLモードでのTeradata Databaseからの確定的動作をサポートしています。これにより、データベース接続に使用されるポート選択の使用率が向上します。Teradata Databaseへの接続プロセス中に、ODBCドライバは、データベースがアクティブにリッスンしているポート(HTTPSやTDMSTなど)の情報を受け取ります。この情報に基づいて、Teradata Databaseから受け取る情報について次の3つのシナリオが考えられます。

  1. TDMSTポートが有効でありHTTPSポートが無効であるODBCドライバ、SSLMode=AllowまたはSSLMode=Prefer

    ODBCドライバは一貫してTDMSTポートに接続し、接続できなければエラーを返します。

  2. HTTPSポートが有効でありTDMSTポートが無効であるODBCドライバ、SSLMode=AllowまたはSSLMode=Prefer

    ODBCドライバは一貫してHTTPSポートに接続し、接続できなければエラーを返します。

  3. TDMSTポートとHTTPSポートの両方が有効
    • ODBCドライバ、SSLMode=Allow

      ODBCドライバはTDMSTポートに接続するか、TDMSTポートが有効でもドライバがそのポートに接続できないことを表わすエラーを返します。

    • ODBCドライバ、SSLMode=Prefer(優先)

      ODBCドライバはHTTPSポートに接続するか、HTTPSポートが有効であるがドライバがそのポートに接続できないことを表わすエラーを返します。

Prefer/AllowのSSLModeでの確定的動作は、Teradata GatewayのTLS設定に依存します。現在、Teradata Gatewayに設定できるモードには"disable"、"enable"、"require"、"nolegacy"の4つがあります。この設定を確認または変更するには、次のコマンドを実行します。

  • tdatcmd
  • gtwcontrol -h
  • gtwcontrol --TLS [disable|enable|require|nolegacy][,trace=yes|no|all]
この設定変更を反映するには、データベースの再起動が必要です。