DATASETデータ型 - ODBC Driver for Teradata

ODBC Driver for Teradata® ユーザー ガイド

Product
ODBC Driver for Teradata
Release Number
17.20
Published
2022年6月
Language
日本語
Last Update
2022-08-22
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B035-2526
Product Category
Teradata Tools and Utilities

Teradata Database 16.0以降、自己記述データを格納するメカニズムを提供する新しい複合データ型(CDT)である、DATASETデータ型がサポートされています。自己記述データには、生データとその照合スキーマの両方が含まれています。スキーマにはデータの構造が記述されています。スキーマは、テーブルの作成時などに事前に定義しておく必要はなく、データの挿入直前に定義することも、データ コンテナとしてデータとともにパッケージすることもできます。このようなデータ アーキテクチャは、遅延バインドと呼ばれることがあります。

初回リリースである16.0では、DATASETデータ型の保存形式としてApache Avro形式が採用されていました。16.20以降は、Avroに加えてCSV保存形式もサポートされています。DATASETデータは、Avroバイナリ形式またはCSV形式のDATASET列に挿入またはインポートすることができます。

SQL_TD_DATASET_AVROおよびSQL_TD_DATASET_CSVという名前は、tdsql.hファイルで定義されています。

DATASETデータはAvroバイナリ形式またはCSV形式として取得し、JSON形式に変換できます。