ネットワーク ファブリックの構成 - Teradata Data Mover

Teradata® Data Mover インストール、構成、およびアップグレード ガイドユーザー用

Product
Teradata Data Mover
Release Number
17.05
Published
2020年10月
Language
日本語
Last Update
2020-12-18
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ja-JP/iak1591023586907.ditamap
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ja-JP/iak1591023586907.ditaval
dita:id
B035-4102
Product Category
Analytical Ecosystem
Data Moverには、ファブリック構成プロセスを迅速化し簡潔にするように、インストール パッケージの一部としてdsa_configfabricスクリプトが含まれています。このスクリプトが生成する2つのXMLファイルには、ソースとターゲットのシステム ファブリック定義が含まれています。スクリプトは、DSCコマンドを使用して、ソースおよびターゲット メディア サーバーおよびノードに関する情報を抽出します。その後、次の2つのファブリック ファイルを生成します。
  • 1つのファイルで、ソース ノードからターゲット メディア サーバーへの接続、およびソース ノードからソース メディア サーバーへの接続を定義します。
  • もう1つのファイルで、ターゲット ノードからソース メディア サーバーへの接続、およびターゲット ノードからターゲット メディア サーバーへの接続を定義します。
  1. 構成スクリプトを実行する前に、ファブリックに属するすべてのインターフェースがDSCメディア サーバー構成で使用可能であることを確認します。
  2. (オプション)DSC構成にインターフェースが欠落している場合は、次の2つの方法のいずれかを使用します。
    メソッド 説明
    インターフェースを手動でエクスポート、追加し、各メディア サーバーを再構成
    1. メディア サーバーの構成をエクスポートします。

      dsc export_config -t MEDIA_SERVER -n media_server_name -f media_server_XML_config_filename

    2. media_server_XML_config_filenameを編集し、欠落しているインターフェースを追加します。
    3. 変更を保存します。

      dsc config_media_servers -f media_server_XML_config_filename

    DSCに登録されているすべてのメディア サーバー設定をリセット 次のコマンドを実行します。

    dsc config_media_servers -f media_server_XML_config_filename

    ハードウェア アップグレード スクリプトを使用すると、そのメディア サーバーを使用するすべてのDSCの設定がリセットされます。注意して使用してください。
    ハードウェアをリセットすると、メディア サーバーの構成は次の例のようになります。
    Media Server Name   Port    Pool Shared Pipes   IP Address(es)   NetMask(s)     
    ---------------------------------------------------------------------------------
    server1_ms         15401   100                 10.0.***.***     255.255.254.0  
                                                   10.25.***.***    255.255.254.0  
                                                   10.1.***.***     255.255.254.0  
                                                   10.2.***.***     255.255.254.0  
    ---------------------------------------------------------------------------------
    server2_ms         15401   100                 10.1.***.***     255.255.254.0  
                                                   10.2.***.***     255.255.254.0  
                                                   10.0.***.***     255.255.254.0  
                                                   10.25.***.***    255.255.254.0 
  3. 次のDSCコマンドを使用して、メディア サーバーとシステム ノードがDSCによって認識されていることを確認します。
    • dsc list_components -t system
    • dsc list_components -t media_server
    • dsc list_components -t target_group
  4. スクリプトを実行して、ソース システムとターゲット システムのファブリックを生成します。
    使用可能なスクリプト パラメータのリストには、次のヘルプ コマンド出力を使用します。
    HELP: dsa_configfabric -s [source_system] -t [target_system]
    -s | --source [source_system]     Source system name
    -t | --target [target_system]     Target system name
    -h | --help                       Help
    このスクリプトは、Python 2.6.9を必要とし、DSCがインストールされているマシンで実行する必要があります。
  5. 生成されたDSAファブリック構成ファイルをDSC構成に追加します。
    dsc config_fabrics -f ./output/xml_generated_file_name.xml