不正なパスワード - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™ - Advanced SQL Engineセキュリティ管理ガイド

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.10
Published
2021年7月
Language
日本語
Last Update
2021-09-23
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B035-1100
Product Category
Software
Teradata Vantage
LDAPで使用されるDIGEST-MD5認証プロトコルは廃止されました。Teradataでは、TLS保護を備えたシンプル バインドを使用し、DIGEST-MD5の使用を中止することを強く推奨します。
LDAP認証で使用されるSASL (Simple Authentication and Security Layer) DIGEST-MD5メカニズムは、共有の秘密を使って動作します。 ディレクトリ サーバーは、この秘密をデータベースに格納します。 LDAPクライアントは、この共有の秘密をユーザーから取得します。 ディレクトリ サーバーのDIGEST-MD5は、暗黙的にLDAPクライアントにチャレンジを発行します。 クライアントはサーバーのチャレンジ内のデータ、およびユーザーから取得した秘密に基づいて応答を構築し、その応答をサーバーに戻します。 クライアントとサーバー間の通信で、パスワードは完全に隠されます。 サーバーは格納された秘密に基づいた応答も生成します。 クライアントのサーバーのチャレンジに対する応答がサーバーが正しい応答として生成したものと一致しない場合、このエラーが起こります。

この例は、ユーザーがディレクトリ内の既存のオブジェクトを参照するFQDNに正常にマップされ、ディレクトリに格納されたパスワードとユーザーが指定した内容が一致しないときに起こるエラーを示します。

訂正する場合は、クライアントのパスワードを訂正するか、ディレクトリ管理者に依頼して、ディレクトリ サーバーのパスワードを変更してもらい、失敗したコマンドを再度実行します。