Teradata VantageおよびUnityサーバーのアップグレード: Teradata Vantageの新しいリリースでデータベース システムまたはUnityサーバーをアップグレードした場合、TDGSSはTdgssUserConfigFile.xmlを上書きせず、既存の構成を保持します。
Teradataオペレーティング システムとハードウェアの移行: Teradata Databaseのデータを新しいハードウェアへ移行する場合、またはオペレーティング システムを変更した後、Teradata Vantageのデータを同じハードウェアに移行する場合、以下のファイルとディレクトリは自動的に保存されます。
- TDGSSサイト ディレクトリおよび存在する場合はLDAP構成を含む、そのディレクトリの内容。LDAP構成とLDAP証明書がTDGSSサイト ディレクトリの外にある場合、移行スクリプトはそれを検出し、ファイルと非標準ディレクトリ構造を保存します。
- プロキシ メカニズムの証明書。
- Kerberosが使用されている場合、/etc/krb5.confファイルとKRB5メカニズムのTeradataKeyTabプロパティで指定されたファイルが保持されます。
UnityとVantageの相違点として、UnityはTDGSSのetcディレクトリで検出されるtdgssconfig.binファイルを使用し、TdgssUserConfigFile.xmlはTdgssUnityConfig.xmlという名前になり、通常のTDGSS構成外の/etc/opt/teradata/config/unityにあり、データベースとは別にUnityによって管理されます。Unityの構成情報については、<Teradata® Unity™ インストール、構成、アップグレード ガイド、ユーザー用、B035-2523>を参照してください。