セッションにおける期限切れのパスワードの影響 - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™ - Advanced SQL Engineセキュリティ管理ガイド

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.10
Published
2021年7月
Language
日本語
Last Update
2021-09-23
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B035-1100
Product Category
Software
Teradata Vantage

パスワードの有効期限が切れると、システムでは以下のことが行なわれます。

  • 期限切れパスワードを持つユーザーに、既存セッションの継続を許可する。
  • ログオン列が正しい有効期限切れのパスワードを含んでいる場合、ユーザー パスワードの有効期限が切れた後でも、1セッションはユーザーがログオンするのを許可する。システムは、ユーザーが新しいパスワードを設定できるようにセッションをMODIFY USER文に限定する。ユーザーがパスワードを変更した後は、システムはセッションでの通常のSQL Engineアクティビティを許可する。
  • ユーザーが期限切れパスワードを使用して2度目のログオンを試みた場合に、データベースへのアクセスを防ぐ。
  • ユーザーがログオンするのに使用するアプリケーションによっては、有効期限切れのパスワードを更新するための以下のメソッドを提供する:
    • 一部のアプリケーションでは、ユーザーに新しいパスワードを要求する。
    • パスワード プロンプトをサポートしないアプリケーションの場合、そのほとんどが、ユーザーが新しいパスワードを作成するためにMODIFY USER文を提出するのを許可する。
    • MODIFY USERをサポートしないMultiLoadなどのユーティリティの場合、ユーザーはログオフし、MODIFY USER文をサポートするBTEQなどのユーティリティを使用して再度ログオンする必要がある。