- 最小のID番号をもつTeradata Vantageノードにおいて、TdgssUserConfigFile.xmlを含むディレクトリに移動します。
cd /opt/teradata/tdat/tdgss/site
- TdgssUserConfigFile.xmlのバックアップ コピーを作成し、標準バックアップ手順に従って保存します。
- viなどのテキスト エディタを使用して、TdgssUserConfigFile.xmlを編集します。
- まだ外していない場合は、TDNEGOメカニズム セクションのコメント記号を外し、必要に応じてプロパティを編集します。 TDNEGOセクションにおいて、DefaultMechanismプロパティを“yes”に設定してはいけません。DefaultMechanismがyesに設定してあると、デフォルト メカニズムを要求する古いクライアントはログオンできません。
- 新たにインストールするのではなく、アップグレードを実行する場合、/opt/teradata/tdat/tdgss/siteディレクトリ内のTdgssUserConfigFile.xmlは保持されるのでファイルにTDNEGOメカニズムが入っていない可能性があります。/opt/teradata/tdat/tdgss/<version>/etcディレクトリのTdgssUserConfigFile.xmlからTDNEGOメカニズムをコピーし、/opt/teradata/tdat/tdgss/site/TdgssUserConfigFile.xmlファイルに貼り付けます。必要に応じて編集します。
- [オプション]Teradata Database15.10にアクセスするためにTDNEGOネゴシエーション メカニズムとしてSPNEGOを使用するTTU 16.0以降の .NETクライアントがある場合には、以下の構成の詳細を参照してください: TTU 16.0 .NETクライアント用Teradata Database 15.10のTDNEGOによって提供されるSPNEGOメカニズム
- [オプション] DefaultNegotiatingMechanismを編集します。例えば、TDNEGOをDefaultNegotiatingMechanismとして設定するには、TDNEGOメカニズムでプロパティを"yes"に更新します。
- run_tdgssconfigユーティリティを実行してTDGSSCONFIG GDOを更新します。
/opt/teradata/tdgss/bin/run_tdgssconfig
- tparesetを実行し、TDGSS構成への変更を適用します。
tpareset -f “use updated TDGSSCONFIG GDO”
Teradata DatabaseまたはTeradata Vantageシステムの任意のノードからこの手順を1回だけ実行する必要があります。run_tdgssconfigツールを実行すると、変更がすべてのデータベース ノードに反映されます。