Teradata PTインフラストラクチャでは、SQLに似た単純な宣言型のスクリプト記述言語を使用して次の機能を指定できます。
- ロード、エクスポート、更新処理
- データ ソースと宛先
- 変換/フィルタリング機能
- ロード、エクスポート、更新、変換オペレータの並列インスタンスの数
Teradata PTジョブ スクリプトに対し、Teradata PTインフラストラクチャは次のタスクを実行します。
- Teradata PTジョブ スクリプトに含まれる文を解析する。
- 内部コンポーネントを初期設定する。
- 以下を行なうことによって、Teradata PTジョブを完了させるための並列プランを作成、最適化、および実行する。
- 要求されたオペレータ オブジェクトのインスタンスの作成
- オペレータ インスタンスを相互接続するデータ ストリームのネットワークの作成
- オペレータの実行の調整
- チェックポイントおよび再始動処理を調整する。
- 処理環境を終了する。
次の図は、Teradata PTインフラストラクチャの主要なコンポーネントを示しています。
Teradata PTインフラストラクチャ
INMODルーチンとOUTMODルーチンは、Teradataスタンドアロン ロード ユーティリティとエクスポート ユーティリティのインターフェースになるカスタム ソフトウェア モジュールです。これはユーザー出口ルーチンであり、ロード/エクスポート オペレータは、これを呼び出して、強化された処理機能を次の項目において提供します。
- Teradata Databaseに送信する前の入力レコード(INMODルーチン)
- クライアント システムに送信される前の出力レコード(OUTMODルーチン)
Adapterオペレータは、ユーザーがTeradata PTインフラストラクチャ内でユーティリティを使用できるようにすることにより、このルーチンをサポートします。