ユーザー提供制御関数 - Parallel Transporter

Teradata Parallel Transporter Operator プログラマ ガイド

Product
Parallel Transporter
Release Number
16.20
Published
2018年4月
Language
日本語
Last Update
2018-09-07
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B035-2435
Product Category
Teradata Tools and Utilities

少なくとも、カスタマイズされた各オペレータは、次のテーブルのユーザー提供制御関数を定義する必要があります。

ユーザー提供制御関数
関数 用途
Initiate 以下のタスクの実行によって、オペレータを実行するための操作環境を準備する。
  • ターゲット データベースとの接続を確立する
  • データ行の処理、または以降のTeradata PT操作のためにストレージを割り振る
  • 行の抽出または更新のためにデータ セットを開く
  • 入力パラメータを解析する
  • ファイルを読み取るカーソル位置を指定する
  • 排他更新操作のためにテーブルをロックする
Execute 次のようなデータ アクセス タスクおよびデータ操作タスクを実行する。
  • データ ソースからの行の読取り
  • データ宛先へのデータの書込み
  • 列値の射影
  • データのフィルタリング
  • データ型の変換
  • データ ストリームのマージ、分割
Checkpoint ハードウェアまたはソフトウェア システム障害の発生時にオペレータが再始動用として使用する再始動ログ テーブルに、チェックポイント レコードを書き込む。
Restart 最も最近書き込まれたチェックポイント レコードを使用してオペレータを再始動する。
Event 呼び出し元が指定したイベントに基づき、イベント処理または通知を実行する。
Terminate 対応するInitiate関数によって割り振られたシステム リソースを解放する。