スキーマは、データ ソースと宛先オブジェクトの列と行に関するメタデータ定義の集合です。そのため、スキーマには、次の種類のソースとオブジェクトの定義が含まれる場合があります。
- データ型および列サイズ
- 精度、スケール、NULL値標識
- データベースのテーブル、列、行
Teradata PTでは、SQLのテーブル定義に類似したスキーマ定義が使用され、次のスキーマ定義が使用されます。
- 仮想テーブルを表わす。これらは、データベース内の実際のテーブルに対応している必要はありません。
- 列定義(名前、データ型)を含む。
- 再使用可能なテンプレートの役割を果たす。
- ファイル、リレーショナル テーブルなど、様々なデータ ソースと宛先の内容を記述する。
- Teradataのスタンドアロン ロード/アンロード ユーティリティによって使用されるレコード レイアウト定義と類似している。
以下はスキーマ定義の例です。
DEFINE SCHEMA FREQ_FLYER_SRC DESCRIPTION ‘SCHEMA FOR FREQUENT FLYER SOURCE FILE’ ( RES_ID VARCHAR(14), FLIGHT_NO SMALLINT, ORIGIN CHAR(3), DEST CHAR(3), TKT_ID CHAR(12) TKT_ISSUE_DATE ANSIDATE, TKT_AMT DECIMAL(5,2), TRAVEL_AGCY_ID CHAR(4), FREQ_MILES_ID CHAR(8) );