ディスク障害後の復元 - Teradata Tools and Utilities

Teradata Archive/Recovery Utilityリファレンス

Product
Teradata Tools and Utilities
Release Number
16.20
Published
2018年4月
Language
日本語
Last Update
2018-09-07
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B035-2412
Product Category
Teradata Tools and Utilities

ディスク障害からの回復には、ディスク コピーおよびテーブル再作成(Table Rebuild)のユーティリティを実行して、データベースDBC、およびFALLBACKオプションで定義されたすべてのユーザー データ テーブルを復元してから、個々のAMPレベルの復元を実行します。

AMPが動作不能であった間に復元されなかった非フォールバック テーブルを指定する場合には、EXCLUDEキーワードで、復元の対象外とするデータベースまたは個々のテーブルを指定します。

オフライン状態のAMPが原因で全AMPレベルの復元で非フォールバック テーブルの一部が復元できなかった場合には、そのテーブルの固有セカンダリ インデックスは無効にされます。 AMPがオンラインに復帰してテーブルが復元された後で、そのテーブルの固有セカンダリ インデックスを削除してから再作成するか、またはBUILDを使用してセカンダリ インデックスを再作成します。

永久ジャーナルのあるシステムで致命的な損傷(例えば、データベースDBCを復元する必要がある状況)から復元する場合には、次の順序で、ARCHIVE JOURNAL TABLES文で作成されたアーカイブを使用してシステムを復元します。

  1. RESTORE DATA TABLES (DBC) ...;
  2. RESTORE DICTIONARY TABLES (DBC) ALL, EXCLUDE (DBC), (TD_SYSFNLIB)..., FILE=ARCHIVE;
    この例では、ARCHIVEがジャーナル アーカイブです。
  3. ;RESTORE DATA TABLES (DBC) ALL, EXCLUDE (DBC), (TD_SYSFNLIB)...;
  4. RESTORE JOURNAL TABLES (DBC) ALL, EXCLUDE (DBC), (TD_SYSFNLIB);
    ステップ4は、ジャーナル イメージをロールフォワードまたはロールバックする場合に限り実行します。

RESTOREでは、プライマリ インデックス サブテーブルまたは非固有のセカンダリ インデックス サブテーブルのフォールバック コピーがクラスタ内に作成されます。 作成中にシステムに障害が発生した場合でも、RESTORE文によるフォールバック コピーが自動的に再作成されます。