ARCHIVEのテーブル レベルでの除外オプション - Teradata Tools and Utilities

Teradata Archive/Recovery Utilityリファレンス

Product
Teradata Tools and Utilities
Release Number
16.20
Published
2018年4月
Language
日本語
Last Update
2018-09-07
dita:mapPath
ja-JP/byt1512701979771.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/byt1512701979771.ditaval
dita:id
B035-2412
Product Category
Teradata Tools and Utilities

テーブル レベルの除外オブジェクト オプションは、ARCHIVE文(およびCOPY文とRESTORE文)で使用可能です。 このオプションは、全AMPまたはクラスタ操作のDATA TABLES内にあるデータベース レベルのオブジェクトにおいてのみ認められます。 1つ以上の除外されたオブジェクトを持つデータベース レベルのオブジェクトは、部分データベースです。

部分データベースのアーカイブは、除外されたオブジェクトのディクショナリ情報と、テーブル ヘッダー行(除外されたオブジェクトにデータがある場合)を格納します。 ただし、実際のデータ行はアーカイブされません。 部分データベースのアーカイブが復元されると、除外されたオブジェクトにデータがある場合はそのオブジェクトのテーブル ヘッダー行が復元されますが、データ行は復元されません。

そのオブジェクトが除外されている場合、Teradata ARCはディクショナリ情報とテーブル ヘッダー行(ある場合)を復元します。ただし、そのテーブルを復元状態のままにします。 これにより、テーブル レベルの復元が実行されるまで、そのテーブルは別のアプリケーションのアクセスから保護されます。 テーブル レベルの復元は、部分データベースが完全に復元された部分データベースになった後で要求されます。

除外されたオブジェクトのテーブル レベルの復元を実行しない場合は、除外されたオブジェクトに対してBUILD文を実行します。 除外されたオブジェクトはアクセス可能となり、空であるため、削除が可能になります。

オブジェクト名の後にALLキーワードが指定されている場合は、非修飾オブジェクト名(先頭にデータベース名がないもの)または完全修飾オブジェクト名(databasename.tablename)をEXCLUDE TABLESのリストに指定できます。 非修飾オブジェクト名を指定した場合は、そのオブジェクトが関連付けられているソース データベースに属していると見なされます。 オブジェクト名の後にALLキーワードが指定されている場合は、EXCLUDE TABLESのリストに指定できるのはdatabasename.tablenameの形式の完全修飾テーブル名のみです。

次のオプションを指定してEXCLUDE TABLESを使用しないでください。

テーブル レベルのオブジェクトの場合: (db.tb) - DICTIONARY, JOURNAL, NO FALLBACK - AMP=。

Teradata ARCから、上の条件が発見された場合はARC0215が発行されます。

ARCHIVEのEXCLUDE TABLES句に指定可能な個々のオブジェクト タイプの一覧については、テーブルの除外を参照してください。

除外されたオブジェクトのあるアーカイブの完全なデータベース レベル復元を実行する間に、データ ディクショナリと除外されたオブジェクトを含むすべてのオブジェクトのテーブル ヘッダーが置換されます。 このため、除外されたオブジェクトのすべての既存の行は削除されます。 RESTOREまたはCOPYの操作中に、除外された既存のオブジェクトを処理対象から外して、そのまま保持しておくには、RESTOREまたはCOPY文でEXCLUDE TABLESオプションを使用します。 詳細については、RESTORECOPYを参照してください。

除外されたオブジェクトのあるデータベース レベル アーカイブから個々のオブジェクトを復元できます。 RESTORE文では、除外したオブジェクトを除き、復元するすべてのオブジェクトを個々に指定します。 除外されたオブジェクトを省略すると、除外されたオブジェクトのデータ ディクショナリとテーブル ヘッダーは保持されます。 除外されたオブジェクトを変更せずに、データベースがアーカイブから復元されます。