再起動ログ ファイルのサイズ制限 - Teradata Tools and Utilities

Teradata Archive/Recovery Utilityリファレンス

Product
Teradata Tools and Utilities
Release Number
16.20
Published
2018年4月
Language
日本語
Last Update
2018-09-07
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B035-2412
Product Category
Teradata Tools and Utilities

Teradata ARCの再起動はメインフレーム システムでのみサポートされていますが、再起動ログはarcmainの操作に不可欠なので、サポート対象のすべてのプラットフォームでarcmainによって使用されます。32ビット バージョンのarcmainを使用する場合、32ビット バージョンの'C'ライブラリはarcmainの実行可能ファイルにコンパイルされ、arcmainが作成するファイル(再起動ログを含む)のサイズは2GBに制限されることがあります。再起動ログがこのサイズを超えると、arcmainが再起動ログに別のレコードを書き込もうとするときに、次のエラー メッセージが表示されることがあります。

 *** Internal Failure ARC0001:NO DATA ARE WRITTEN TO 'DBCLOG'. 

2GBのファイル サイズ制限に達すると、arcmainジョブが中止されます。ARC0001エラー メッセージは、さまざまなエラー条件によって生成される一般的なメッセージです。2GBのファイル サイズ制限が特定のエラーの原因であるかどうかを確認するには、再起動ログファイルのサイズを調べて、2GBのしきい値に達しているかどうかを確認します。再起動ログのサイズは、処理されるオブジェクトの数によって異なります。したがって、この2GBのファイル サイズ制限に対する1つの解決策は、アーカイブ、コピー、または復元のジョブを小さく分割して、それぞれが処理するオブジェクト数を少なくし、再起動ログを小さくすることです。64ビット マシン上で32ビット バージョンのarcmainを実行している場合の別の解決策は、64ビット バージョンの'C'ライブラリでコンパイルされる、64ビット バージョンのarcmainに切り替えることです。64ビット バージョンの'C'ライブラリでは、2GBを超えるファイル サイズが許可されるはずです。32ビット マシンでは、64ビット バージョンのarcmainを使用できないことに注意してください。