AMPの数が増加したシステムで完全な復元(データベースDBCを含め)を実行する場合は、ユーザー データベースの領域がなくなっていることを示すエラーがTeradata ARCから返されることがあります。 この現象は、通常、データの分散が不十分なストアド プロシージャまたはテーブルを数多く含むデータベースでのみ発生します。
エラーの原因は、データベースの固定領域がシステムのAMP間に均等に分散されていることによります。 ターゲット システムにあるAMPが多くなれば、各AMPで使用できる固定領域が小さくなります。 データの分散が不十分なテーブルは、1つまたは複数のAMPに割り当てられた固定領域を超える可能性があります。 このエラーが発生した場合は、データベースの固定領域を拡大し、復元操作を再開してください。
同数のAMPが使用される場合でも、より少ないディスクを定義した再構成は、論理的に元の構成よりも小さくなります。 復元処理でデータベース領域が負になることを防ぐためには、ユーザー データベースの最大固定領域を縮小してから、復元操作を始める必要があります。