環境変数の使用 - Teradata Tools and Utilities

Teradata Archive/Recovery Utilityリファレンス

Product
Teradata Tools and Utilities
Release Number
16.20
Published
2018年4月
Language
日本語
Last Update
2018-09-07
dita:mapPath
ja-JP/byt1512701979771.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/byt1512701979771.ditaval
dita:id
B035-2412
Product Category
Teradata Tools and Utilities

大部分の実行時パラメータは、ARCENV環境変数の中で、またはARCDFLT環境変数が指すファイルの中で、またはその両方の組み合わせにおいて、デフォルトとして設定できます。

これらの環境変数はARCMAINで認識され、ARCMAINは、ARCENVの内容を内部的にロードするか、または実行時パラメータの作成時にデフォルト ファイルをロードします。 パラメータが別の場所で複数回指定されている場合、上書きの優先順位は以下のようになります。

  1. ARCENVXで設定されたパラメータ
  2. コマンド行で実際に指定された実行時パラメータ
  3. ARCENVで設定されたパラメータ
  4. ARCDFLTが指しているデフォルト ファイルで設定されたパラメータ

例えば、すべての人に、CATALOGなどの特定実行時パラメータを使用させるには、そのパラメータを含むネットワーク デフォルト ファイルを作成し、ARCDFLTでそのファイルを指定します。

ローカル デフォルト、またはIOMODULEなどの頻繁に使用されるパラメータは、ARCENVで設定して、ネットワーク デフォルト ファイルで設定されたパラメータを上書きできます。 コマンド行のパラメータは、ARCENVで設定されているパラメータを上書きします。ARCENVXで設定されたパラメータは、コマンド行の実際の実行時パラメータを上書きします。