使用上の注意 - Teradata Tools and Utilities

Teradata Archive/Recovery Utilityリファレンス

Product
Teradata Tools and Utilities
Release Number
16.20
Published
2018年4月
Language
日本語
Last Update
2018-09-07
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B035-2412
Product Category
Teradata Tools and Utilities

以下はARCENVとARCENVXの使用例です。

SET ARCENV=WDIR=C:\TEMP\ARC\
SET ARCENVX=SESSIONS=20

ARCENVまたはARCDFLT(またはその組み合わせ)では、ほとんどの実行時パラメータをデフォルトとして設定できます。 ARCMAINは、実行時パラメータを作成する際に、ARCENVの内容またはARCDFLTが指すデフォルト ファイルの内容を内部的にロードします。その際は、次のルールが適用されます。

  • パラメータが別の場所で複数回指定されている場合、上書きの優先順位は以下のようになります。
    1. ARCENVXで設定されたパラメータ
    2. コマンド行で実際に指定された実行時パラメータ
    3. ARCENVで設定されたパラメータ
    4. ARCDFLTが指しているデフォルト ファイルで設定されたパラメータ
  • PARM/DEFAULTは最初に指定しなければなりませんが、それ以外の実行時パラメータは任意の順序で指定できます。
  • ARCMAIN実行時パラメータの構文要素を区別するためには、カンマまたは空白スペースを区切り記号として使用することができます。 実行時パラメータで指定する値にカンマまたは空白スペースを含める場合は、その値を単一または二重の引用符で囲む必要があります。
    WORKDIR='\my workdir'
    IOPARM='device=tape1 tapeid=100001 volset=weeklybackup'