結合インデックスの削除と再作成 - Teradata Tools and Utilities

Teradata Archive/Recovery Utilityリファレンス

Product
Teradata Tools and Utilities
Release Number
16.20
Published
2018年4月
Language
日本語
Last Update
2018-09-07
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B035-2412
Product Category
Teradata Tools and Utilities
  1. SHOW JOIN INDEXコマンドを実行して結合インデックスの定義を抽出してから、結合インデックスの定義を保存します。
  2. 結合インデックスを削除します。
  3. データベースまたはテーブルを復元します。
  4. 保存された結合インデックスの定義を使用してCREATE JOIN INDEXコマンドを実行し、結合インデックスを再作成します。
  5. 新しい統計情報を収集します。
Teradata Tools and Utilities 13.00.00以降では、以下の要件が満たされていれば、結合インデックスやハッシュ インデックスをアーカイブおよび復元できます。
  • サイトでTeradata Tools and Utilities 13.00.00以降が使用されている必要があります。
  • サイトでTeradata Database 13.00.00以降が使用されている必要があります。
  • ユーザーがDBC.TablesVビューとDBC.JoinIndicesVビューに対するSELECT権限を保有している必要があります。

13.00.00よりも前のアーカイブ ファイルから結合インデックスやハッシュ インデックスを復元することはできません。13.00.00より前のバージョンでは、これらのインデックスがアーカイブされていないためです。

ユーザー テーブルの復元処理時には、そのテーブルで定義されているすべての結合インデックスとハッシュ インデックスが、テーブルの復元前に自動的に削除されます。 テーブルが復元された後、結合インデックスとハッシュ インデックスは自動的に再作成されます。 それらのインデックスが現時点でシステム上に存在しない場合は、アーカイブされた定義を元にして再作成されます。 アーカイブされた結合インデックスまたはハッシュ インデックスが現時点でテーブルにある場合は、既存の定義を使用して、結合インデックスまたはハッシュ インデックスが再作成されます。

結合インデックスやハッシュ インデックスの定義を個々に復元するためには、復元するオブジェクトのリスト内にインデックスの名前を指定します。

結合インデックスまたはハッシュ インデックスが定義されたユーザー テーブル(または、そのようなテーブルが含まれているデータベース)の復元処理時には、RESTORE文にユーザー テーブルまたはデータベースの名前を指定する必要があります。 結合インデックス付きのユーザー テーブルまたはそのようなテーブルが含まれているデータベースを復元するためにALL FROM ARCHIVEを使用すると、ジョブはアボートされ、DBSエラー(テーブルの場合はエラー5467、データベースの場合はエラー5468)が発行されます。 このようなエラーは、復元対象のテーブルまたはデータベースの名前がTeradata ARCに対して提示されなかったため、テーブルまたはデータベースをアーカイブ ファイルから復元する前に、関連付けられていた結合インデックスまたはハッシュ インデックスを削除できなかったことが原因で発生します。 ALL FROM ARCHIVEオプションの使用時には、TTU 13.0よりも前のバージョンにおける手順に従って、アーカイブ ファイルからの復元ジョブを実行する前に、復元対象のデータベースおよびテーブルに関連付けられた結合インデックスやハッシュ インデックスをすべて手動で削除します。