別のTeradata ARCジョブの実行中にHUTロックを解除すると、ARCMAINやTeradata Databaseでデータ破壊や予期しないエラーが発生する可能性があります。
これが起こるのは、ARCジョブの間にHUTロックが明示的に解除される場合、または同じTeradataユーザーが同じオブジェクトで、いずれもRELEASE LOCKオプションを指定して、複数のジョブを同時に実行している場合です。 例えば、複数のテーブルが除外されたデータベース レベルのアーカイブは、除外されたテーブルのテーブル レベルのアーカイブと同時に実行されます。 この場合、データベース レベルのジョブが最初に終了した場合、このジョブのRELEASE LOCKによりテーブル レベルのロックが解除されます。
同じオブジェクトで並行アーカイブを実行する場合、アーカイブ ジョブごとに別のTeradataユーザーを使用します。 1つのジョブで設定されたロックは、別のジョブで解除されることがありません。
ロック機能を有効にするために、異なるクラスタをアーカイブする複数のクラスタ アーカイブ ジョブは、オブジェクトに対する単一のジョブとしてカウントされます。 オブジェクトで実行されるすべての並行ジョブで異なるクラスタ セットがアーカイブされる場合、各クラスタ アーカイブ ジョブに同じTeradataユーザーを使用できます。