ARCMAINは、Teradata ARCユーティリティのプログラム名です。 ARCMAINでは、次のファイルが使用されます。
- Input – (必須)作成されたアーカイブおよび回復制御文が含まれます。
- Output log – ユーティリティから出力されるすべての実行時メッセージが含まれます。 このファイルには、入力ファイルの制御文から生じる処理動作が、文ごとに記述されます。 このファイルは自動的に生成されます。
- Restart log – 内部使用専用の再起動回復情報が含まれます。 この読み取り不能なファイルには、タスクが異常終了した場合の(RESTART実行時パラメータによる)再起動処理に必要な情報が記録されます。 このファイルは自動的に生成されます。
- Stack Trace Dump file – 内部使用専用のスタック トレース情報が含まれます。 このファイルは特定のエラー状態に対して自動的に生成されます。
- Archive – アーカイブ データが含まれます。 出力アーカイブ ファイルは、ARCHIVE文によって提供されるデータの出力先です。 入力アーカイブ ファイルは、データベースまたはテーブルを復元するためのソース データです。 ユーティリティでは、任意の個数のアーカイブ ファイルを使用できます。 入力および出力アーカイブ ファイルは、RESTORE/COPYまたはARCHIVE文のFILEパラメータで指定します。 このファイルは、アーカイブを作成する場合、およびデータベースまたはテーブルを復元する場合にのみ必要です。
Teradata ARCでは、最大350個のARCMAINジョブ(各ジョブの最大セッション数は1024個)を同時に処理できますが、多数のジョブの実行は避けてください。
ファイルサイズの制限については、ログファイルのサイズを再起動するを参照してください。