LOGSKIPPEDパラメータは、ARCHIVE操作中にスキップされるすべてのテーブルを記録するようにTeradata ARCに指示します。 スキップされるテーブルは、ARCカタログ データベース(デフォルトは$ARC、NetVaultを使用している場合は$NETVAULT_CATALOG)に作成されるSkippedTablesという名前のテーブルに記録されます。
テーブルがスキップされるのは、テーブルが次の条件を満たしている場合です。
- そのテーブルが、現在、Teradata ARCの別のインスタンスからの復元操作の対象になっている
- 現在、FastLoad操作またはMultiLoad操作に使用されている
- テーブル ヘッダーまたはディクショナリ行が欠落している、または破損している
SkippedTablesテーブルには、スキップするテーブルがあるたびに1行が追加されます。 SkippedTablesテーブルに含まれる列は、次のとおりです。
- EVENTNUM –テーブルがスキップされたアーカイブジョブのイベント番号。
- DATABASENAME - スキップされたテーブルを含むデータベース。
- TABLENAME - スキップされたテーブルの名前。
- ERRORTIME — テーブルにエラーが生じたときのTIMESTAMPの値。
- ERRORCODE — テーブルのスキップを引き起こしたエラー コード。
- ERRORTEXT - 該当するエラー コードのエラー テキスト。
SkippedTablesテーブルに追加されたテーブルの再処理が自動的に行なわれることはありません。 このため、それらのテーブルのアーカイブ処理は、エラー状態を修正してから別途行なう必要があります。