オンライン アーカイブの例(LOGGING ONLINE ON文の使用) - Teradata Tools and Utilities

Teradata Archive/Recovery Utilityリファレンス

Product
Teradata Tools and Utilities
Release Number
16.20
Published
2018年4月
Language
日本語
Last Update
2018-09-07
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B035-2412
Product Category
Teradata Tools and Utilities
  • オンライン ロギングは、スタンドアロンのLOGGING ONLINE ARCHIVE ON文を実行することで午後4時に有効になり、テーブルTESTには5行あります。
    1 AAA
    2 BBB
    3 CCC
    4 DDD
    5 EEE
  • オンライン アーカイブは、ARCHIVE DATA TABLES文を実行することで午後5時に開始します。その時点で、テーブルTESTには4行(行1、2、3、4)しかありません。行5は削除されました。
    1 AAA
    2 BBB
    3 CCC
    4 DDD
  • オンライン アーカイブの実行中、ジョブは行3を‘3 XXX’に変更し、行2を削除します。
  • オンライン アーカイブ ジョブの最後、テーブルTESTには3行あります。
    1 AAA
    3 XXX
    4 DDD
  • テーブルTESTの復元がオンライン バックアップから行なわれ、復元後のテーブルTESTの内容は次のようになります。
    1 AAA
    2 BBB
    3 CCC
    4 DDD
    5 EEE
復元結果の説明:

これが、LOGGING ONLINE ARCHIVE ON文によってオンライン ロギングが午後4時に有効にされたときのテーブルの内容です。ロギングを有効にすると、オンライン アーカイブ ジョブが開始していなくても、変更の記録が始まります。オンライン ログに記録されるテーブルTESTへの変更には次が含まれます。

a) 行5の削除(オンライン アーカイブ ジョブの前に行なわれた変更)

b) 行3の‘3 XXX’への変更(オンライン アーカイブ ジョブの実行中に行なわれた変更)

c) 行2の削除(オンライン アーカイブ ジョブの実行中に行なわれた変更)

オンライン ログに記録されるこれらの変更は、テーブルのアーカイブ時にもアーカイブされます。テーブルが復元されるとオンライン ログも復元され、復元されたオンライン ログ内のすべての変更がロールバックされます。結果として得られたテーブルは、オンライン ロギングがテーブルに対して午後4時に最初に有効になったときと同じ状態になります。