アーカイブ操作では、Teradata Databaseからデータベース情報を1個または2個のクライアント常駐ファイルにコピーします。アーカイブは、次の任意のレベルで実行できます。
- 全AMP
- 個々のAMPクラスタ
- 個々のAMP
Teradata ARCアーカイブには、主に次の特徴があります。
- ARCHIVE文で複数のデータベースが指定されている場合、Teradata ARCは、(DBCとSYSUDTLIBを除く)データベースをアルファベット順にアーカイブします。 各データベース内で、関連するすべてのオブジェクトはアルファベット順にアーカイブされます。
- 文に複数のオブジェクトが指定されている場合、Teradata Archive/Recovery Utilityは、まずデータベースのアルファベット順、次にオブジェクトのアルファベット順に従って、オブジェクトをアーカイブします。
- データベースDBCのアーカイブが何らかの理由で中断された場合は、アーカイブ操作全体を再実行する必要があります。 データベースDBCでアーカイブ操作を再開することはできません。
- アーカイブに、データ テーブルとジャーナル テーブルの両方を含めることはできません。 ジャーナル テーブルのアーカイブには、保存部分のみが含まれます。
- ジャーナル テーブルのアーカイブ操作では、ジャーナル テーブルから変更イメージが削除されることはありません。 変更イメージを蓄積するためには、一定間隔でSAVEオプション付きのCHECKPOINTを繰り返します。 次に、ジャーナルを削除せずにテーブルをアーカイブします。
- アーカイブを実行する際には、DDLに変更を加えてアーカイブ対象のいずれかのオブジェクトの定義を変更するようなことは一切行なわないでください。
- TTU 13.00.00以降は、すべてのオブジェクトを個別のオブジェクトとしてアーカイブする処理がサポートされています。 Teradata ARCでサポートされるオブジェクトの一覧については、データベース オブジェクトを参照してください。