NO BUILDキーワード - Teradata Tools and Utilities

最後の操作を除くすべてのコピーに、NO BUILDキーワードを使用します。 最後のアーカイブでNO BUILDオプションを省略すると、以下のように処理されます。

• テーブルのインデックスを作成する。
• ジャーナル テーブルの変更イメージをソートする。

RESTOREまたはCOPY文の実行中にNO BUILDキーワードが使用される場合は、復元されたすべてのデータベースやテーブルに対して別のBUILD文を実行する必要があります。 BUILD文が実行されるまで、テーブルにアクセスすることはできません。

結合インデックスまたはハッシュ インデックスが含まれるデータベースまたはテーブルのコピー時にNO BUILDキーワードが使用されると、そのデータベース/テーブルは、Teradata ARCが結合/ハッシュ インデックスをコピーしようとした時点で、「復元中」という状態になります。 「復元中」の状態にあるデータベース/テーブルには一切アクセスできなくなります。 この状態により、結合/ハッシュ インデックスのコピーが失敗します。

結合/ハッシュ インデックスをコピーするためには、次の手順を実行してください。

1. 別々のBUILDジョブを実行して、データベース/テーブルのフォールバック ローおよびセカンダリ インデックスを作成します。 この操作によって「復元中」の状態が解消され、ユーザーはデータベース/テーブルにアクセスできるようになります。
2. コピー ジョブを再実行し、コピー対象の結合/ハッシュ インデックスを個々のオブジェクトとしてコピー リスト内に指定することによって、結合/ハッシュ インデックスをコピーします。

Stat Collectionが含まれるデータベースまたはテーブルのコピー時にNO BUILDキーワードが使用された場合は、上記の結合/ハッシュ インデックスの場合と同じ手順を実行してコピーしてください。