データベースDBCを復元する前に、次の操作を行ないます。
- システムを単一AMP構成から希望する構成に再構成します。
- DBSデータベース初期化プログラム(DIP)を実行し、DIPERRスクリプトとDIPVIEWSスクリプトを実行します。 この時点で、DIPALLなどの他のDIPスクリプトを実行しないでください。
例
次の例は、全AMPアーカイブと特定AMPアーカイブからすべてのデータベースを復元する方法を示したものです。 アーカイブが作成されてからAMPの構成が追加あるいは除去されている場合があります。この例では、復元されるすべてのAMPはオンライン状態にあります。
次の例では、データベースにはジャーナル テーブルの定義がないと仮定しています。 ジャーナル テーブルは、このジョブを実行する前に除去しておかなければなりません。
LOGON DBC,DBC; DELETE DATABASE (DBC) ALL, EXCLUDE (DBC); RESTORE DATA TABLES (DBC), FILE=ARCHIVE; LOGOFF;
DBC復元後スクリプト(post_dbc_restore)を実行します。
LOGON DBC,DBC; RESTORE DATA TABLES (DBC) ALL, EXCLUDE (DBC), (TD_SYSFNLIB), NO BUILD, FILE=ARCHIVE; RESTORE DATA TABLES (DBC) ALL, EXCLUDE (DBC), (TD_SYSFNLIB), NO BUILD, FILE=ARCHIVEX; BUILD DATA TABLES (DBC) ALL, EXCLUDE (DBC), RELEASE LOCK; LOGOFF;
データ復元後スクリプト(post_data_restore)を実行します。
この例では、ファイルARCHIVEは全AMPアーカイブで、ARCHIVEXは単一AMPアーカイブです。
操作の完了後、プリント ファイルを調べて、すべてのAMPがオンライン状態にあったことを確認します。 1つ以上のAMPがオフラインになった場合の詳細については、オフライン状態のAMPがある場合の復元を参照してください。
時間を短縮するために、復元プロセスではNO BUILDを指定します。特定AMPの復元操作の後で、BUILD文を実行するようにします。 これで、非フォールバック テーブルの固有セカンダリ インデックスが有効になります。