空のオブジェクトについての情報はテープに出力されません。 空のユーザーがシステムに多く含まれる場合には、このキーワードを使用することにより、アーカイブに要する時間が大幅に短縮されます。
NONEMPTYキーワードが意味を持つのは、ALLオプションと共に使用した場合のみです。 NONEMPTYキーワードを使用する場合に、少なくとも1つのオブジェクトにALLを使用しないと、ARC0225警告メッセージが生成されます。 この場合は、NONEMPTYオプションは無視され、処理が継続されます。
Teradata ARCは、アーカイブの対象となるデータベースを決定するために、ARC_NonEmpty_Listマクロを使用します。 ARC_NonEmpty_Listマクロは、データベースDBC内にあるDBSマクロであり、DIPスクリプトによって作成されます。 このマクロが導入されていない場合や、EXECUTE権限がない場合、Teradata ARCは、すべてのオブジェクトをアーカイブします。 したがって、マクロが導入されていない場合には、時間の節約にはなりません。